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玄米茶の香りに、淡い想いをそえて  作者: みこくるみ
第四章

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8

うーん、華元 祥?

はなもと…!?



私は、ハッとして、男性を見る。



「もしかして、覚えてない? 2年も経ってるから、忘れてるか……」



…大学時代よ、ね?

アッ、しつこかった斡旋の彼か――!



思い出しましたよ。

はぁ〜〜



私は、ニコリと笑うと、お久しぶりです、と答える。

すると、うれしそうな顔をする華元くん。

そんなやりとりを見ていた、ヒロイン役の彼女の顔が、歪む。



……あいざわ

ゲッ、()()藍澤さん!?



大学時代のイヤな記憶を思い出したけど、スッと引っ込めて、微笑みを浮かべた。



そのやりとりを見ていた、担当さんが、プロデューサーさんに声をかけると話をしに、私の側から離れる。



プロデューサーさんが離れたのを気に、藍澤さんが、口を開こうとすると、耳に聞き覚えがある声が聞こえた。



「藍澤? そろそろ、帰ってもいいかな…」



その声の主の顔を見て、思わず、ゲッ、とまた、言ってしまった。



その声の主は、私に不審な目を向けてくる。

はぁ〜、望んでもいないのに、今日は、同窓会ですか?!

私は、ため息をつくと、声の主に、帰らなくていいですよ、と伝えた。

そして、ニッコリと笑う。

笑われた声の主は、しばらく、ジーッと私を見つめた後、アッ、小さくつぶやく。



今日の私は、普段とは違う装い。

眼鏡ではなく、コンタクトをしている。

パッと見ただけでは、少しばかり、わかりにくいかな?



「河森さ、ん。」



私は、ニコリと、笑うと、



「胡桃 モコ、と申します。 以後、よろしくお願い致します。」



と、言って頭を下げて、その場を去った。



担当さんの側に寄ると、お疲れ様です、と言われたので、今日の微笑みタイムは、終了!



私は、担当さんとプロデューサーさんに挨拶すると、会場を出たのだった。



つ、疲れた――





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