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なんやかんやといろいろあって、疲れてしまった私。
先輩に用意した部屋に布団を運ぶと、ね、眠気が……
だけど、し、締切が近いのよね。
とりあえず、シャワーを浴びよう。
「先輩、家の案内というか説明とかいりますか?」
「あはは、河森さんには、悪いけど、長峰さんから、説明は受けたから…」
「……」
「だから、トイレとか、浴室はわかるよ?」
「そ、そうですか…
「なにか、河森さんから、注意してほしい事とかあれば、言ってくれたらいいかな。」
と言われてもねぇ〜
う、浮かばない。
「あっ、タバコは、控えてほしいです。」
「…了解。」
「何かあれば、その都度、お願いするかもしれませんが、いいですか?」
「それでいいよ。 って言うより、こちらこそ、よろしくお願いします、河森さん。」
そう言って、にっこり、微笑む先輩。
そんな先輩に、内心、ため息をつく私。
……そうだ!
いちおう、聞いておこう!!
「先輩!」
「…?」
「いつまで、いるつもりですか?!」
「!!」
あっ、しまった!
つい、ド直球で言ってしまった!!
言われた先輩は、目を白黒しながら、ゴホッと咳き込んでいる……
つい、やってしまった(笑)
「め、迷惑かけてるのは、重々承知しているから、い、家の修理が終わるまでは、お願いしたいかな?!」
「……」
「だ、だいたい、1か月くらいになるかと……」
「……わかりました。」
はあ〜、それくらいなら、仕方ないか。
「じゃあ、先輩、ゆっくり、休んでください。」
「あ、あぁ、休ませてもらうね(いろいろと)」
「そうそう、私は、今からお風呂に入りますが、ドアに入ってるか入ってないか、わかるように札があるので、先輩が入る時は、変えておいて下さいね。そして、出たら、ちゃんと、変えておいて下さいね。」
「わかったよ。 のぞかないから、安心して。」
はあ、何言ってんだ、コイツ?
くっ。
い、イケナイ、落ち着かねば……
「先輩? そんな事したら、すぐに、追い出しますよ?!」
つい、返した私、悪くないよね?!




