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「そういえば…」
私を見ながら、先輩が私に話しかけてくる。
なんだろう?、と思いながら、首を傾げる。
「長峰さんとは、ずいぶんと親しいんだね。 河森さんのこの家も知ってたし…」
「あぁ、ユイちゃんは、大学卒業してからもつきあいがあって、たまに家に泊まりに来たりしてますからね。」
「……そうなんだ。」
「? どうかしましたか?」
「イヤ、ちょっと、驚いただけだよ。」
なんか、変な先輩。
私が誰と親しくしようと関係ないだろうに…
ヘンなの。
そんな事を思った、私は、思考を変えるために、
「先輩、じゃあ、布団一式、持ってくるので、後は、ゆっくりして下さい。」
そう話しかけて、部屋を出ようとした。
「じゃあ、リビングに置かせてもらっている荷物をこの部屋に運ぶね。」
「へっ?」
なんですと?
荷物だとぉ?!
どういうことかな…
そんなこんなで、リビングに向かってみると、見慣れないスーツケースが――!
「先輩?! 計画的実行犯ですね。」
私は、ジト目で先輩を見る。
先輩は、何の事かな?、とうそぶく感じで、肩をすくめた。
なんか、解せないわ!




