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玄米茶の香りに、淡い想いをそえて  作者: みこくるみ
第三章

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2

自分家なのに、なぜか、緊張な面持ちで、リビングのドアを開ける。



すると…

ダイニングテーブルの上には、料理が並べられていて、自分家じゃないような……?



「うさぎさんのご飯、終わったのかな?」



私がボーっと、突っ立っていると、さわやかイケメンさんが声を掛けてきた。



「あ、はい。 それで、どち『じゃあ、ご飯にしようか。』」



ニコリと言われて、エッ、はい、とだけ、返した。

う、うーん、いいのかな?

とりあえず、イスに座わった。



「簡単な物だけど、どうぞ。」

「あ、ありがとうございます。」



いただきます、と言って、いただく。



「そういえば、河森さん?」

「!」



私は名前を呼ばれ、驚く。

なんで、名前を知ってるの?!

なるべく、驚いた顔を隠し、イケメンさんを見る。



「はい…」

「俺が誰だか、わかる?」



悪戯っぽい笑顔を浮かべたさわやかイケメンさん。

私は、なんか、ちょっと、ムッとしたので、思わず、



「ユイちゃんの彼氏さん!」



と、声を張り上げて、答えた。

すると、さわやかイケメンさんの顔が、これでもかという感じに歪み、嫌そうな顔を浮かべたかと思うと、咳払いをし、ニッコリ笑うと、



「チ・ガ・ウ・カ・ラ!!」



と、全否定された。

そんなに、力を込めて言わなくても……

う〜ん、じゃあ、あんた一体、誰なのさーーー!



ここ最近、男の人の知り合いって、弟くらいしか、会ってないし…

??

私の頭が、このままでは、思考を停止しますよ?!



「ほんと、大学時代から、あまり変わってないね、河森さん。」



そういって、さわやかイケメンさんが、私を見た。

大学時代…?



今日、朝、玄米茶を飲んだ時を思い出す。

その時、突然、大学時代を思い出した事を。



うわっ、コワッ、何かのお告げ?!



そんな事を思ってるとは、知らずに、さわやかイケメンさんは、向かいの席に座って、ご飯を一緒に食べている。



なんか、前にもこの顔と、向かい合った事があった、な……?



「河森『宮永、せんぱい?!』の」



突如、口に出た言葉は、さわやかイケメンさんの言葉を遮ってしまう。

私は、驚いた顔を隠せずに、答えの真相を知る為、向かいに座っているさわやかイケメンさんの顔を見る。



さわやかイケメンさんの顔がうれしそうに、笑うと、



「正解。」



と返ってきた。





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