大学生の時 1
私が、玄米茶の香りで、ふと思い出したのは、大学生の時。
特に特筆すべき事もなにもない、平々凡々な日々を送っていたと自分自身では、思っている。
どちらかと言うと人見知りで内気な私は、目立つ事なく、ひっそりと学生時代を過ごしてきた。
友達と呼べるような人脈も、10人もいなかったと思う。
そんな私は、現実より仮想、いや、簡単にいえば、小さい頃から漫画やアニメに想いを寄せていた。
そんなこんなで、空想を拗らせた私は、高校2年生の時、何気に書いていたラノベ小説を、とあるコンテストに応募という暴挙に出てしまった。
すると、ありがたくも入選し、本を出してもらう事になり、今も、ちまちまと世に送り出させてもらっている。
だが、そんな素性は、仕事関係でお世話になってる人以外、誰も知らない。
もちろん、親も知らない。
高校3年生から本格的に執筆活動を始めたけど、なんとなく、親に言いそびれ、現在に至っている私は、親の希望もあり、大学受験をする事になり、大学生を演じる事となった。
その時に、一人暮らしを始め、細々と学生とラノベ家(?)の二足の草鞋をするようになったのである。
いちおう、就職の問題もないので、学生生活は、それなりに送ろうと思いながら、大学の門をくぐる。
だからといって、いい加減な学生生活を送るつもりはないし、そんな気もさらさらない。
だって、自分でいうのは、烏滸がましいが、真面目人間ですからね!
小学生の担任から通信簿に、責任感が強い子です、と書かれてたくらいだからね。
そんなこんなで、私の大学生時代は、幕を開けたのでした。




