どうしてそうなった? 1
私は、自分の部屋で、鳴り響いているスマホのアラームを慌てて消しに行く。
そして、私の部屋に同居しているうさ様達のお家に近寄る。
「モコちゃん、クルミちゃん、おまたせ。 今、ご飯を用意するからね〜」
そう言って、お家のドアをそれぞれ開ける。
だけど…
いつもだったら、お家を出て、部屋んぽ(お散歩)するのに……
今日は、しない。
お家に居座り、目で、早くご飯を入れろ、とおっしゃっている…
そして、クルミ様が軽く足ダンをされておられる……
そうですよね。
知らない声に、私以外の気配がしたら、ムリですよね。
わかりましたよ!
がんばって、追い出しますわ!!
そう決意すると、うさ様達のご飯を用意し、お家のドアを閉めた。
でも、さっきのイケメンさん、なんか、どっかで見た感じがするのよね…
気のせいかもしれないけど。
あんまり、人づきあいが苦手で、大学卒業してからも、最低限の人づきあいしかしてないし。
アッ!
大学といえば、『ユイちゃん』に会ったような……
そういえば…、私、『海』に行ってなかったっけ?!
ハッ、そうよ!
バスに乗って、日向ぼっこしに行ったじゃない!!
ユイちゃんが発見して、お家に運んでくれたのね――
じゃあ……
リビングにいるのは、『ユイちゃん』の『彼氏さん』?
私を運ぶ為に召喚したのね。
それは、丁寧にお礼を言って、帰ってもらわないと、いけないね〜
私は、そう一人納得すると、リビングへ向かった。




