ある話の始まる半年かそんくらい前の話
グダグダなとこや意味わからんところは仕様ならいいのに…
自分はそこまで頭が良くないので話が長いとグダグダになります
あとキャラの名前は長編で出します
私が目を覚ましたら夜だった、いや夜のようにくらい空なのに周りははっきり見えた
その次に思ったことは…
「寒ッ!?」
地面は白かった、触ってみたら刺すような冷たさを感じた
「ああ、そうだった」
そう私はこのずっと冬である原因を突き止めるために国中を旅することになった兵士だ
そして最後の手掛かりであるファットマン州の市長に会って話を聞くことにしたのだが、吹雪が酷くて野宿をしていた
「てか…なんで気づかなかったかな」
すでに町のすぐそばまで来ていたらしい、どうにか誰にも見られないうちにテントを片付けてしまった
町はどの家も閉めきっていた、
人も誰もいないし市長の家がどこかすらわからない
「市長っていうくらいだしでかい屋敷でも探すかな」
しばらく歩いてたらでかい屋敷を見つけた
「ここならなにかわかるかも」
とりあえずピンポーン的な何かを探さなきゃな
そう思い入り口の柵の周辺にスイッチでも無いかと探していたら
「ウォッホン!」
後ろからいきなり咳払いが聞こえて思わずびくついた
「何をしているのかね」
1人の老人がいた、険しい表情だ、それもそうだ周りから見たら不審者の以外の何者でもない
「あっ・・・と、え~と・・・」
ヤバい明らかに怪しんでるとりあえず事情を説明するしかない
「王様の依頼でずっと冬である原因を突き止めるためにこの町の市長を探してるんですが・・・」
まだ険しい表情だ
「王様に仕えてるにしてはなにか弱そうな感じだな」
この旅で散々言われてきた言葉をまた言われてしまった、さすがに少しイラッときた
「でもあなたよりは強いと思いますよ」
そう言ってしまった、すると
「ほう、試してみるかね」
その言葉を聞いた後老人は消えた
「・・・ッ!」
後ろから老人の声がした
「まだまだ青いな」
振り替えったら世界が反転した
そして地面とキスをした
「だふんッ!?」
そして老人の溜め息
「ハァ~そんなんでよく兵士なんてやれるのう」
・・・戦意は喪失して後悔だけ残った
今私は屋敷の前で正座していた
「さて、市長を探してると言ったな?」
なんて若いじいちゃんだ、そう思いながら返事をした
「はい、どこにいるか知ってますか」
私の勘だとこのじいちゃんが市長だ、なんでかそう思った
「知ってるも何も・・・」
わしじゃよというに百円かけても良い
「この屋敷が市長の家じゃ」
百円損した
「ここは空気的にあなたが市長でしょ」
すると老人は
「だってわし、あいつに市長選挙負けたもん」
ふん、ざまぁ
「そーですかーそれは残念でしたねー」
明らかに棒読みだ
このあとまた地面とキスをする事になった
老人が別れる前に気になる事を言った
「アイツの見た目に惑わされるな」
どういうことだろう?
そう思った矢先壁にスイッチを見つけて押してみたら門が開いた
庭は無駄に広く屋敷はもっと無駄に広かった
玄関の扉を開けたら
天井にはシャンデリア、壁には高そうな絵があった、魔法かなにかで客は家の主のところまで移動できるのだろう
部屋の中央に人の良さそうな老人がいた
「こんにちは、さてお茶でも淹れようか」
この人が市長に違いないと思い用件を言おうとした
「私は王様の依頼で・・・」
老人はそれを手で制した
「言わなくても結構、私の能力は生き物の心が読めると言うものだ」
能力持ちの人間に会えるのはレアだ、大抵能力を持っているのは獣魔種である
この世界は3つの種類に分けられる
動物種、獣魔種、そして人間種である
その中の獣魔種とは動物が進化して言葉が喋れたりと人間と同じくらいの知能がある
能力持ちが多いのは人間を超えようとした結果らしい能力は1人1能力となっている、中には時を止めたりするやつもいるらしい
能力にはランクがあり、C~SSSまである
誰が決めてるかというと能力省というものがありそこの大臣が全ての能力や能力範囲等をすべてランクで表したのである
「なるほど、それで私の所へわざわざ来てくださったのか」
つい期待が高くなる
「なにか知ってるんですか!?」
だがそこでさっきの老人に言われたことを思い出した
「今私を一瞬警戒しましたね」
心を読まれていた、ヤバい焦る
市長は真面目な顔をしている、威圧感が半端ない
「あっ・・・えっとすいません、ただ・・・」
「私の何が分かる!こんな腐った時代になにかを大きく変えて国を変えることが間違っている訳がない!」
威圧感で思わず恐怖した、腕が震えているのがよくわかった
「あの・・・すいませんでした」
すると市長はさっきの優しい表情に戻った
「いやすまない、怖がらせてしまったね」
私はまだ少し震えていたが話を聞くことにした
「この町をでて北に行くと広い鍾乳洞がある、そこに獣魔種がいると思われる、それもかなり上のランクにはいる能力を持っている」
北の洞窟か・・・
「行こうとは思わないことです、ランクAの小隊が行ってから2ヶ月たつが誰も帰ってきてはいない」
また読まれていた・・・
「だけど仕事なので・・・行かなくてはいけません、情報ありがとうございました」
せっかくの忠告は心に引っ掻けておく程度だ
「ふむ、では危なくなったら逃げる事を忘れるな、逃げることも勇気だ」
市長の言うことを背中で聞いた
「ところで君の階級はどのくらいなのかね?」
私は振り返って言った
「王宮SSS大隊の隊長です」
後ろで市長がびっくりしているのが見なくてもわかった
とりあえずこれまでの事を王様に連絡しないといけない
出したのは報告書ワープ装置という折り畳み式の箱だ
そこにさっき書いた報告書を入れて蓋をすると一瞬箱が光ったら送られている
「さてと、じゃあ洞窟に行ってみるか」
洞窟は意外と近くにあった
「・・・帰ろうかな」
めんどくさいだが仕事をしないと給料がもらえないという葛藤が生まれる
しばらく悩んでから行くことにした
「行くか・・・」
さっさと原因突き止めて帰りたい
・・・迷ったんじゃね?
洞窟の入り口に糸を縛っておいたが途中で絡まった
こんなに広いとは思わなかった
途方に暮れていたらさっきの老人がいた、まさかこの老人が黒幕!?
剣を抜き戦闘体勢になる
「剣を置かんかぁぁぁーッ!」
あまりのでかい声に耳を塞いだ
その時剣を奪われる、だが老人はなにもしてこなかった
「お前こんなところでなにをしてる?」
立場が逆な気がするが答えた
「ずっと冬の原因の獣魔種を探しに来ました。あなたはここで何をしていたのですか?」
すると老人は
「わしは毎日ここを散歩しているんだが、獣魔種なんて見たことはない・・・」
老人が黙って考え始めたそして
「不味いな、これは罠かもしれんぞ」
なにが?と聞いたら拳骨が飛んできた
「少しは自分で考えんか!」
誰もいない洞窟に誰かをいれるすると・・・
「遅いのう、ようは閉じ込められる可能性があるということじゃ!」
すると閃いた
「これは罠だ!」
その言葉でまた拳骨が飛んできた
案の定入り口は岩で塞いであった
「やられたのぅ」
試しに剣で切りかかってみた、が弾かれた
「魔法がかかっとるのが普通じゃろ」
じゃあ困った、私は魔法の類いは大の苦手だ
すると老人は岩に触れて目を閉じている
絶望しているに違いない、私に巻き込まれてまさか閉じ込められるとは、なんとも可哀想な老人である
そう思っていたら岩がゴガンッと割れる音がした、老人はニッカリ笑っていた
洞窟を出たら町の方から爆発音が聞こえてきた、しかも超ドでかい
「伏せてッ!!!」
間もなく爆風が来た
だがいきなり地面に穴が空いたお陰で爆風には吹き飛ばされずにすんだ
「一体何が・・・?」老人を見たら手の甲に六亡星が浮かんでいた、魔法を使っている証拠だ。さっきは体の影になって見えなかった
「魔法が使えるのか?」
老人はあきれた顔をした
「お前初めて会った時に気づいてなかったのか!?鈍いのぅ」
気づいてなかった
「そんなことよりも町の方に行かないと!」
町は全壊だった
いやデカイ屋敷が残っていた
「まさか市長がこれを?」
「だろうな」
「とりあえず市長を倒せばこの冬は終わりって事ですね」
「倒せたらな」
どうせなら倒しておきたいんでもって暖かい空の下で昼寝でもしたい
市長はさっきと同じ部屋にいた
「おや、魔法には疎いから大丈夫だと思っていたが、まさか七大賢者のあなたもあの洞窟にいたとは」
どうやら私の心を読んで弱点を知ったらしいが、まさかこの老人が七大賢者だった・・・
「七大賢者ァ!?」
七大賢者とは世界に七人しか選ばれないという最強の魔法使い達の事である1人で天変地異並みに強いらしい
「あれ、これって勝てるんじゃね」
「侮るな、奴は七大賢者になり損ねたのだ、邪悪過ぎてな」
どうやら市長も七大賢者並みらしい
それじゃあ能力持ちのあちらのほうが有利だ
「さて、それでは始めようか」
その言葉と同時に3人とも動いた
老人は市長に向かってソフトボール位の光の弾を放ったが市長は避けた後ろから切りかかったがそれも避けられた
老人と背中合わせになる
「一つわかりました」
「なんだ?」
「一度に1人の心しか読めないようです」
「なぜわかる?」
「私たちのいるところから常に両方見れる位置に、それも瞬時に確認できる態勢です」
「たまには役に立つな、ならわしが囮になる、透明にしてやるから頼んだぞ」
「わかりました」
老人は私に透明魔法をかけてまた交戦に入った
老人は強烈な光を出した
市長の目が眩んだ
「今だッ!」
市長に切りかかる、手応えはあったが光で市長の様子はわからない
光が収まったとき市長は自分の顔と胸を押さえていたかなり深いようだ、だが手の間から口元が見えて笑っていた
「少し魔法を使い過ぎたようだ、あとはこいつの相手でもしててくれ」
すると市長は消えた
そしてすぐに次の敵が出てきた
その姿は前に幻獣図鑑でみた・・・・
「アレなんていったっけ?」
「たしか…ドラゴンだな」
「でかくね?」
そう、屋敷全体を覆うくらいでかくなっていた
「まぁこの程度の大きさなら魔法は利くだろうしドラゴンの対処法は知ってるじゃろ」
頭の角を壊せばいいとかなんとか
「じゃあまず頭を近づけないと」
「任しとけい、だが詠唱がいるから囮を頼む」
すると老人は透明魔法を使い消えた
「じゃあ囮しますか」
3分くらいでいきなりドラゴンが倒れた今だ!
ベギンッ!!!
角の折れたドラゴンは動かなくなった
「市長には逃げられたな」
「まぁドラゴン相手でしたししょうがないと思いますよ」
市長探しはとりあえず王宮に戻って報告してからだ
「一緒に王宮に来ませんか?家も無くなったし国が手配してくれますよ」
「そうじゃな、じゃあしばらく世話になるか」
「じゃあついでに移動魔法も頼みます」
「しょうがないのう」
王宮に帰った後報告書を書いて老人と別れ家に帰った
そして今回の旅を振り返り・・・泣いた
あまりにも多くの犠牲がありすぎた
それも無関係な民が殆どだ
次々と大粒の涙が出てくる、止められない位・・・・・
次の日は王様に会いにいった
普段から鎧を着ておりその本当の姿を知っている者は数人だ
「おはようございます、王様」
「別にそんなかしこまる必要ないだろ、ガキの時からの付き合いだろ」
「示しがつかないでしょ」
「誰もいないしいいだろ」
「テキトーな」
「で、今回は頑張ったな七大賢者並みのやつと殺りあって州1つで済んだんだからな」
「お前はなんでそんな簡単に言えるんだか、州1つってどれだけデカイか・・・」
「死んじまったやつらの事言ったってしょうがないんだよ、今のこの瞬間が最小限の被害だ、こうすればよかったなんて分かるわけないんだよ」
「自分で行けばすぐに終わるのになんで私にやらせるんだよ」
「それは王様だけ知ってればいい事だ、つか本当お前「女」なのによくドラゴンの角なんて折れたな」
「馬鹿力と能力だけが取り柄なもんで」
「そういやなんで能力使わなかったんだ?七大賢者でも対処できない能力だろ」
「言っただろ、使いすぎると私がヤバいんだよ」
「ああ、そうだっけ」
「ところで市長の行方は?」
「今探してる、あと次行くときは仲間何人か連れてけ」
「わかった、てかまた私が行くんだな」
「ああ、あと今回は本気出すのアリじゃないとキツイだろうから本気だせ」
物語は今始まるらしい
すいませんでしたすいませんでしたすいませんでしたすいませんでしたすいませんでしたすいませんでしたすいませんでしたすいませんでした
これだけ謝っとけばあとで謝る必要ないな
謝って欲しい人は感想までどうぞ
感想書きたい人も感想までどうぞ