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テイムしたトカゲに魔石を与え続けるとドラゴンになりました。  作者: 暁 とと


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92話

浅沼達は青、赤の鬼人達の目の前に足を運んだ。

すると、青い鬼神が口を開いた。


「やあ、君は浅沼だね。私の名前は虎之介とらのすけです。隣の赤い子は百地ももちと言います。」

「お初にお目にかかります。」


なんだろう、礼儀正しく迎えられた。


「これから貴方達を殺します。それが魔王様の要望なので」


青い鬼神は清々しい顔で、恐ろしいことを言って距離を詰めてきた。

と言うか、ケンジとの決闘が魔王との戦闘になってしまった。


「では、百地私の援護をよろしくお願いします。」

「わかりました」


虎之助は腰につけた、日本刀を鞘から取りだし、百地は杖を前にかざした。


虎之助は一瞬で、浅沼達の間合いを詰めた。



「うお!!」


浅沼はとっさに腕を構え正確に首元を狙う剣先を防御した。

浅沼の腕は、人間とは思えない金属と金属とがぶつかり合う音がした。


「え...」

「お...」

「ビュウ?」


美奈達は気づけず、浅沼がの腕と剣が重なり、凄い金属音と振動に襲われたことで気づいた。


「中々、やりますね。」

「いえいえ」

「あなた、本当に人間ですか?」

「人間ですが」


浅沼は腕を上にあげ、虎之助が振り放った剣を振りほどき、虎之助は百地がいる場所まで飛ばした。

浅沼は服が斬られただけであった。


「百地」

「はい!!、回復、攻撃力上昇、俊敏上昇」


三つの魔法を同時にかけた。


さっきより威力、と速さはさっきの二倍の状態で、浅沼に斬りかかったが、浅沼は軽く防御した。


「浅沼さん大丈夫ですか?」

「ああ、少し切っただけだ」

「浅沼よ、お前はほんとに人間なのか?ヒール」

「だから人間ですよ、回復ありがとうございます。」


虎之助は防御され、全速力で後ろに逃げた。

そう、危険を察知したのである。



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