５５話 魔法
僕は部屋に入り、部屋にある布団に入った。
「なあ、ホワイ」
『はい』
「この世界って魔法があるんだよね」
『はい、魔法をまだ封印されていないので使えますよ』
「なんか、収納できる魔法とかないの？」
『ありますよ、収納したい物を浮かべてストレージっと言う収納ができます。』
「ストレージ」
僕はポケットの中にある、銅貨５枚を思い浮かべ、ストレージっと言うとポケットにあるはずの銅貨五枚は消えた。
「な、無くなった」
『収納した物を見るときストレージウィンドーっと言うと画面が現れます。取り出すときは画面をタップすると取りだせます』
「お、本当だ」
僕は『ストレージウィンドー』っと叫ぶと、画面が現れ銅貨五枚をタップすると目の前に銅貨五枚が現れた。
『ストレージの中は空間が違うので食料の永久保存も可能です』
「便利！！あと、これから僕は何をしたらいいんですか？」
『はい、魔王を倒す為にまずは魔法など覚えたらいいんじゃないでしょうか？』
「魔法か...便利だしな〜魔法はホワイが教えてくれるの？」
『いえ、魔法を教えなくても冒険者ギルドにある本を閲覧すれば覚えれると思います』
「へえ〜明日行ってみるか〜」
『はい、それがいいと思います』
僕は一通り話すと就寝に着いた。
「ふあああ〜」
僕は時計がなく時間の感覚がなくなり、かなり寝た様な気がする。
「朝ごはん食べに行くか」
っと僕は一階にあるレストランに向かうと、下には女将さんがいた。
「おはようございます」
「おはよう〜」
「本当ですか、朝ごはんを下さい」
「はい銅貨三枚です」
「はい」
僕は朝ごはんを要求してお金を払うと、卵のスープと丸いパンと目玉焼き赤いジャムがあった。
卵スープはダシがいいのか美味しく、僕は醤油派だけどこの世界には醤油がないのか目玉焼きには塩だが意外に美味しかった。
パンはと上に塗るジャムは甘い匂いでいちごジャムと思ったがどうやら山で取れる野苺のようだがいちごジャムと同じくらい甘く美味しかった。
朝ごはんを食べ終わると、宿屋から出て冒険者ギルドに向かった。
