21話
僕は昨日、退院をした。
退院をする前、僕は病院の先生に『2〜3日は絶対に安静してください』っと僕は医者に言われ、ただいま二度寝の最中である。
「ふわ〜」
僕は二度寝から目を覚ますと、枕元にあるスマホを手に取りスマホに電源を入れスマホの画面を付け、只今の時間帯を確認した。
スマホ画面には昼の12時を表示していた。
「もう昼か」
僕は2〜3日は安静しなくては、いけないので、クロのご飯を取りにダンジョンには行けないので、僕は布団から立ち上がりクロの昼ごはんを買いに近所の『ダンジョン屋』にクロの昼ご飯を買いに行く事にした。
「クロ〜ダンジョン屋にクロの昼ごはんを買いに行くよ〜」
「ビィイイ〜」
「グッハ」
家で飛んでいるクロを呼んだ。するとクロは短い距離だがかなりのスピードを出し僕の胸に飛び込み僕はその衝撃で尻餅をつき僕はクロを両手で掴んだ。
僕はクロをリュックの中に入れ、ダンジョン屋に行く事にした。
ダンジョン屋は見た目が古くおばけが出そうで怖い場所だけど、中は色々な武器やアイテムが豊富である。
僕も、初めてきた時は怖く中々入ることができなかったが、2回目ともなると慣れるものだ、ダンジョン屋に入ってすぐに引き戸を開け店の中に入った 。
「おじゃましま〜す」
「いらっしゃなのじゃ〜」
っと店とは違う暖簾の奥から明るい声でもてなされた。
「おお〜浅沼か〜」
「こら、目上の人にはさんを付けないといけないんだぞ」
この店の自称店長のあぬみんちゃんに軽く怒った。
「だ〜か〜ら〜!!我はお主の20倍以上の歳を取っているのだぞ!!」
「あのね、人間は500歳以上生きれないんだよ?」
「知ってるし〜我は人間じゃないもん〜」
「ああ〜」
「なんだその目は、我は人間ではないのだ!!」
「証拠は〜」
「そこで待っておれ」
少し涙目で暖簾の奥に行った。
少しあぬみんの涙目な目を見て僕はやりすぎたかなっと、僕は反省をした。
僕はあぬみんが来る時、謝ろうと待っていると、あぬみんが右手に何かしらのカードを持っていた。
「浅沼よ、これが我の証拠だ!!これを見よ」
右手に持っている何かしらのカードを見せてきた
「なにこれ」
っと、よくよく見てみるとQRコード印刷された冒険者カードの様なものだった。
あれ、これってかなり昔の冒険者カードなのでは???
っと思い僕はポケットに入ったスマホを手に取り冒険者カードの歴史を見てみた。
すると、あぬみんちゃんが持っている冒険者カードは初期の物で、約2000年に発行された物だった。
え....確か今が2450年だから....最低でも400年は生きているって言う証拠にはなる....
でも、これは親のものではっと僕は思い冒険者カードに貼られている顔写真は今のままで変わらない。
「いや、でも、顔が同じ....」
「そうだ、我は年を取らないのだ〜」
「ええ〜〜〜」
あぬみんちゃんが腰に手を当て威張っているとこを見て僕は驚きのあまり「ええ〜」の声しか出なかった。
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