20話
僕は意識を取り戻すとベッドの上だった。
「う、ここはどこだ?」
僕はベッドから起き上がり辺りを見渡すと、カーテンから日の光が刺して僕の顔に当たった。
「あ、朝?」
僕は頭が追いつかなかった。
さっきまで、ダンジョンにいたのにベッドの上にいるのが不思議だった。
すると、僕が目を覚ましたのを気づいた白い服を着た女の看護師さんが来た。
「あ、浅沼さんようやく目を覚めましたね、病院に運ばれて半日くらいも寝ていたんですよ」
「え!?」
僕は驚きと、ようやくここが病院だという事に気づいた。
「僕のテイムしたクロは知りません.....」
「クロちゃんでしたら浅沼さんの隣でグッスリと寝ていますよ」
っと僕はベットの辺りを見渡すとクロが丸まりながら寝ていた。
「浅沼さん今日は様子を見るので今日1日病院で入院してもらいます。」
「は、はい....」
僕は看護師に言われベッドに横になった。
「クロ、ダンジョンの時、僕を助けてくれてありがとう」
僕はクロの寝ている頭を撫でていると僕はふと思った。
そういえば、クロは魔石を食べると進化するんだけど、今回は大きくもなってないしあまり変わっていない。
僕はクロの背中を見てみると何かが付いている。
「これはなんだ?」っと、僕はクロの背中に黒い何かが付いている物を手で引っ張って広げてみると羽のような物だった。
あれ、クロの背中に黒い羽が付いてる、どうして???
クロの羽が気になり触り続けるとクロが目を覚ました。
「ピュウ?」
「おはよう〜クロ」
「ピュウウ!!」
クロは僕に体当たりをして、クロは僕のことが心配で仕方なく僕が目を覚まし嬉しかったのか顔をスリスリとしていた。
「ビュ〜ウウ、ビュ〜ウウ」
クロは普通に羽を使い僕の上空をクルクルと飛んでいた。
僕はクロが飛んでいる所を見て、再びベットで横になり寝る事にした。
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