歌
花
私が愛をそそいでも
あなたはちっとも振り向かない
けれど私は花のように
凛とあなたを待っている
私が愛をそそいでも
罪悪感
君が笑ひし時
われは胸を痛めて
君が幸と感づる時
われは地を這う鳥のように
君が真実を知りし時
われの全てが消えゆくと
波
私がいくら怒っても
世界は知らないふりをする
私がいくら叫んでも
世界は聞いてない
私はどうしたって世界は一度も振り向かない
歌
貴方がどんなに伝えようと
貴方がどんなに考えようと
貴方がどんなに知り得ようと
誰も聞いてるわけがねぇ
だからといってそれが続くわけでもない
私が歌にして貴方の前世まで語るんだ
なろうの詩って散文詩が多い気がする…