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第2話 過去の記憶……。 (2)

 う~ん、でもね? これもさ~。男女、お互いの縁というか~?


 アラサー男の俺が言うのも変かもしれないが? メルヘンチックな言葉で言い表すと? 赤い糸で結ばれた二人でないと結ばれないというか? 結婚できないと思う。


 だから俺と生涯を共に過ごしてくれる女性が三十路を過ぎても。とうとう俺の許へと現れることもなく、この歳になってしまったから。未だに俺は、独り寂しくオタクをしているよ。


 まあ、今は、仕事の方も忙しいので、以前のように、ネットゲームや、東の中央都市で毎年おこなわれるイベントの会場周りなどは、してはいないのだが。スマートフォンでプレイできる簡単なアプリゲームやライトノベルや漫画、アニメの観賞などは、相変わらずしてはいる。


 だから今もライトノベルを購入するために、岡山県備前市の隣街──。兵庫県赤穂市のショッピングモールへと車を走らせている最中なのだ。


 う~ん、それにしても? 俺自身は本当にお袋には迷惑をかけ心配をさせたと思う?


 先程の俺の仕事ぶり……。販売をしている俺の様子を見ていた者達には、想像もつかないとは思うのだが?


 オタクの俺は、オンラインゲームをプレイするためにと。家の中で外出や仕事もしないでプレイ三昧な引き篭もり生活をして過ごしていたから。


 他界をした家のお袋は、独り身の俺を残して死ぬに死ねない状態だったと思う?


 俺自身がいつまでも、家中で引き篭りを続けるのではないかと思い?










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