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第4話 二人のコスプレヤ―? (1)
あああ~。どうしようか?
俺はこの世の中の、してはいけないことの一つをしてしまい。
罪を犯してしまったようだよ。
だから俺は気落ち……。
そして落胆……。
今後俺自身が、どうしたら良いのか? わからないから?
自身が握る車のハンドルに顔を埋めている。
と、いうわけにはいかない。
このまま、二人を放置して逃走──。逃げる訳にもいかないから。
自身が載り、運転をしていたハイエースのシートベルトを外し──。車外へと出てみようと思う。
そして我が家のハイエースで転がる異様な容姿の人物達に声をかけてみようと思う。
また俺は、そう思うと慌てふためきながら車外へと出た──。
う~ん、それにしても、この二人……? 見れば見るほど、異様というか?
『オタク様』なのかな~?
一人は女性で間違えないとは確認はできる。
だって横たわる女性は、長めのスカートと、いわれる奴を履いている。
と、いうか?
中世の貴婦人達が着ていた洋風のドレス──!