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第3話 魔王と勇者……(9)

「う~ん、仕方ないですね~。魔王レヴィアタン~。貴女の女性としての素直な気持ちは分かりました~。実際我が主君も、貴女の肢体(身体)に興味を持ち。私に貴女を捉えるようにと、何度も急かし、催促をしてきていますから~。貴女の望み通り~。貴女の命と娘の命は助けましょう~」


 勇者は儂の命乞いの嘆願を承認──。我が娘を解放してくれると告げた。


 だから儂は勇者の話しを聞き、『ホッ~』として安堵する。


 これで儂の娘の命は保証された。


 う~ん、でも? 未だ気は抜けない。


 儂の娘の首元を勇者力強く握ったままでいる。


 となれば? 儂が不審な動きをすれば、勇者は速──。我が娘の細い首筋を締め──。殺害してしまうつもりなのかも知れない?


 と、儂自身も不穏な動きをせずに真っ直ぐ勇者の許へ行き──。捕らわれの身になろう。


 そして敵である王の寝所で。王を油断させて殺すのも良いかも知れぬ~。


 まあ、その後は儂自身、いくら敵の王の殺害目的であろうとも。我が主以外の男性ものに肢体を触らせるのだから。自害をして果てるつもりでいる。


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