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第1話 後悔をする前の俺……。(1)

「死ぬ前にあんたの子……。そう、私は孫というものを、この手の中に抱いてみたかった……」


 と、いった言葉が、俺の脳裏を横切るのだ。


 う~ん、一体、今になって、急に自身の脳裏に流れだしたのか迄は、俺自身もよくはわからないのだが。家のお袋の容姿と言葉が、俺の脳裏に流れ映るのだ。


 まあ、俺は、そんなことを考えながら商品の片づけ……。


 今の今迄俺は、岡山県は備前市日生町五味の市と呼ばれる。日生漁業が運営をしている鮮魚や貝類、エビ、カニ等を販売している市場の店先で、お菓子や珍味……。ドライフルーツ等の販売をしていたのだ。


 う~ん、でも今日は? 隣の街──。赤穂市にあるショッピングモールへと、元オタクである俺は、漫画若しくは? ライトノベルと言う奴を購入する為にと、出店をしていた自身の御店の片づけを早めにおこない始めたのだ。


 少しでも早く赤穂市へと着き──。夕方の交通渋滞の引っかかる前にまた、赤穂市からこの日生町──。自分自身が宿にしている、たまやさんへと帰宅の途につきたい。


 だから今日の五味の市での販売を早めに切り上げて、出店販売をしていた、自身の御店の片付けをおこなっている訳なのだよ。


「上島~。気を付けて帰れよ~」


 俺が店の片づけをしていると。何処からともなく声が……。


 というよりも?


 俺の通路を挟んで隣で販売をしている竹輪のオジサンが、車窓から顔をだして、無事に赤穂市までいって、宿へと帰宅するようにと、声をかけてくれたのだ。


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