表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

プロローグ〜シーン1 探偵登場

このお話はフィクションです、実在の人物団体等とは一切関係ありません。一応推理小説です。後半格闘シーンがありますし、人死にが出ます。ご注意ください。この話で描写されている内容を模倣しないでください。電気関係の法律に違反する可能性があります。

登場人物


江戸川 橋 (きょう、と読む)身長183cm 体重62kg 27歳

そこそこしまった体つき

動きに切れがあるが、持久力にはやや難有り。

鳥にたとえるならオウム

ヤマハのSRX600に乗っている。

紅茶が好き。好きな音楽バンドは、エアロスミス。押入を開けるとエアロスミスの海賊版のCDや、ビデオでいっぱい。


大塚 絵美 (えみ)     身長153cm 体重?kg 24歳

スポーツ万能 特にスキー、テニス。

やや小柄ながらしなやかで伸びのある体

鳥にたとえるなら雲雀

レモンティーが好き。好きな音楽グループは、カーペンターズ。

押入を開けると少女漫画でいっぱいで宝塚歌劇団が好きだったりするのだが、これは妹にも内緒だ。


護国寺 英吉 (えいきち)  身長178cm 体重74kg 22歳

がっしりした体つきだが、喧嘩は苦手。

気は優しくて力持ち、しかしスピードに欠ける

鳥にたとえるならミミズク、フクロウ

ミルクティーが好き。アニメが好き(ちょっとオタク入ってる)。押入を開けるとアニメのDVDでいっぱい。

マウンテンバイクを乗り回して出来たぶっとい足と引き締まった尻が自慢。


大山 治 (おさむ)    身長158cm 体重55kg 29歳

仙川警察署刑事 小柄ながら、柔剣道合わせて7段

せっかちで、早とちりが多い

鳥にたとえるなら桜文鳥

コーヒーが好き。ヘビースモーカーなのだが江戸川たちと行動をともにしている間は、タバコが吸えない。

格闘ゲーム好きで自宅にでっかい筺体を持っている。押しれを開けるとゲームの基盤でいっぱい。


ビー

黄色の雄のオウム 5歳

ときどきタイミング良くしゃべる


大塚 直美 (なおみ) 身長175cm 体重?kg  18歳

絵美の、妹。六歳年下。(絵美が高校三年生の時、小学六年生)

途中出場な感じですね。

石橋高校三年、現役バリバリ女子高生。

鳥にたとえると、体型はツバメ、性格はスズメ。

結構酒飲みである、(未成年のくせに)これは両親には秘密だ。

しかし、タバコは、嫌い。でも煙たくないときもあるらしい(なんでしょね?)。



 雷雲、夕立、落雷。


 夕焼け、日没、熱帯夜。


 そして、夜明け。



 プロローグ


 駅から続く長いアーケード街、まだ閉まったままのシャッターが大部分である

肩を竦め俯きがちなサラリーマンの間を、枝から枝へ飛び移る雀のように、

一人の女性が元気よく歩いていく。

 年の頃は二十代半ば、ショートカットの小柄な体は、しかし、地球の重力を全く苦にしていないかのように軽やかだ。


「もう、どうしてこんなに遠いんだろ、ダイエットには、いいかもしれないけど。」


 朝とはいえ8月の太陽は強烈だ、少し汗ばんできた。

ブラウス、パンツルックにスニーカー、どうやら出勤の途中のようだ。

川越街道を渡り、小さな商店の間の細い道を抜けると、急に太い道にでる。

交通公園の隣の貸しビル…味もそっけもない直方体の三階建て…の二階、東西に分かれる二つの貸し事務所の一つ、西側の部屋。


 そこが彼女の仕事場、江戸川探偵事務所である。



シーン1 探偵登場 〜江戸川探偵事務所〜


 鍵を開け中にはいる


「おはよう!、ビーちゃん」


「オハヨー!」


 少し聞き取りにくい返事の主は黄色いオウムである

小首を傾げて片目でこちらを見る


「うーん、いい羽ヅヤ!、今日も美男子ね☆」


 机の下からローヒールを取り出し、素早く履きかえ、

タイムカードを押し、カーテンを開き、手早く机の上を拭く。

オウムの餌を足し、水を換えてやり、

床に掃除機をかけ、モップをかける。


 大して広くないテナントだが、手早くやっても10分はかかってしまう。

絵美がモップをしまっていると、大きな足音が階段を昇ってきて、


「おはようございます絵美さん、先生はまだいらしてないのかい?。」


 高めの声には似合わない、がっしりした体格の持ち主が、ドアから入ってきた。

(窓の外からバイクのエンジン音が聞こえてきた、低音がよく響いて、音がばらけている。)

「おはよう護国寺君、遅刻ぎりぎりよ。」


「チコク!、チコク!」

 名を呼ばれた青年は身を竦めて、恐縮した、その姿はまるで梟 か木菟である。

年の頃は二十代前半、大きい体の割に、気が小さいように見える。なで肩と、もしゃもしゃした癖っ毛の間には、時に高校生と間違われることもある童顔があり、

その顔面の上で、黒縁の眼鏡と、眼鏡ごと外れそうな団子鼻が自分の存在を盛んにアピールしていた。

(建物の裏の駐輪場でバイクのエンジン音がやんで、外されたヘルメットが、その持ち主の片手にぶら下げられて階段を上がってくる。)


「チコク!、チコク!」


 ドアが開けられた。


「ビー、あんまりいじめるな、僕の立場も悪くなる。」


 最後に入ってきた人物こそ、この事務所の所長、江戸川 橋 である。

年の頃は二十代やや後半、やせ形の長身。

小首を傾げるしぐさなどは、彼のペットにそっくりである。


「おはようございます、先生」


「おはよう絵美ちゃん、英吉君」


 彼は会話を終わらせて、彼のデスクにおさまった。


 こうして又、江戸川探偵事務所の一日が始まるのだ。




「アイス」物はちょっと休憩して、

オクラにしていた推理小説モドキの蔵出しです。

「アイス」物を期待した方、すいません。

一応の完結を見ているので、更新は定期的にできるかと思います。

時代に即した手直し(LD→DVD等)をしながら、公開していこうと思います。

某小説大賞に送りつけて、何のリアクション返ってこなかった情けない代物ですが、読んでいただければ幸いです。

読んでくださったあなたを少しでも楽しませることができていればいいのですが。


登場人物たちの名前は、東武東上線や東京メトロ有楽町線の駅名です。

あと、もうひとつ混ぜてあるんですが、ちょっと苦しいんで内緒です。

(タイトルからわかりますか?)

いまさら公開する訳は、また「絵美」ちゃん達に会いたくなったから。

そんで、彼女達で短編を書きたくなってきたからです。

(長編は多分無理です)


第四(最終)稿の更新日時が、

1998/09/24 ですよ。ほぼ10年前だ・・・

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ