用語集
登場する言葉が専門用語ばかりでわからないとのご指摘をいただいたので、急遽作りました。
用語集ですので、本編の話には関係ありませんので読み飛ばしていただいてかまいません
まだまだ至らぬ点がございますが、何卒よろしくお願いいたします。
登場する装備が増えたら、ここも随時更新していきます
〜あ行〜
・あきづき型護衛艦
海上自衛隊の汎用護衛艦で、高い防空能力を持つ、日本版イージス艦ともいうべき艦
・あたご型護衛艦
こんごう型護衛艦の後継型で、イージスシステムを搭載した艦。本小説では、3番艦の「まや」まで就役
・アングルド・デッキ
航空母艦において、発着艦をスムーズに行うために設けられた、艦の進行方向に対してやや斜めにずれた着艦用飛行甲板
〜か行〜
・艦橋
軍艦において、航海を司るところで、艦の中枢。戦闘は戦闘指揮所が司る。
・固定翼機搭載護衛艦/航空護衛艦
海上自衛隊が保有する空母の正式な呼称。現在はずいほう一隻のみがこれに当てはまる。表記は固定翼機搭載護衛艦と航空護衛艦が併用されており、現場では空護と呼ばれることが多い
・航空消火剤
航空燃料は、通常の消火活動で使う水では消火できないため、専用の消火剤が必要となる。専用の消火剤が「航空消火剤」
〜さ行〜
・シーホーク
シコルスキー社製の汎用ヘリコプターで、海上自衛隊では日本向けのSH60Kを使用している
・ずいほう型固定翼機搭載護衛艦/航空護衛艦
北陸大震災後の国民世論を受け、海上自衛隊に配備された初の正規空母。現在、ネームシップのずいほうが就役中。二番艦以降は取得に向けた予算争い中
・ずいほう
ずいほう型固定翼機搭載護衛艦/航空護衛艦のネームシップで、新設された第一航空護衛隊群の旗艦
・戦闘指揮所
艦の戦闘を指揮する、艦橋と並ぶ艦の中枢
〜た行〜
・第一航空護衛隊群
ずいほう就役に合わせて新設された部隊で、横須賀を母港とし、指揮下に二個護衛隊、一個航空団を擁する、いわゆる空母機動艦隊。
・第九一航空隊
統合航空団隷下の航空隊で、航空機はF35BライトニングⅡを配備。主任務は制空戦闘
・第九二航空隊
統合航空団隷下の航空隊で、航空機はF3心神とF/A18Eスーパーホーネットを混成して運用。主任務は対艦、対地攻撃
・第八護衛隊
第一航空護衛隊群新設に伴い第4護衛隊群から編制変えとなった、佐世保を母港とし、「きりさめ」「すずつき」「しまかぜ」「ちょうかい」で構成される、防空部隊
・第十六護衛隊
第一航空護衛隊群新設に伴い、新設された部隊で、所属全艦が新型艦。あたご型護衛艦3番艦「まや」、改あきづき型護衛艦一番艦「ながつき」、同二番艦「むつき」、同三番艦「うづき」からなる、対潜、対艦攻撃に重きをおいた部隊で、最新の17式艦対艦ミサイルを装備
・第一種警戒配備
戦闘態勢には入らないものの、準戦闘態勢に入るときに使う。排他的経済水域内での他国軍艦(主に中国艦)などに対して。
・第二種警戒配備
自然災害に艦隊が直面した時。台風突入時など。
・第一種戦闘配備
戦闘時
・ダメージコントロール
戦闘時に、艦が被弾した際に被害を最小限に抑えること
・電磁カタパルト
リニアモーターの力を利用して固定翼機を発射するシステム
・統合航空団
第一航空護衛隊群新設に伴い設置された、海上自衛隊の航空部隊。隷下に第九一航空隊、第九二航空隊、第604航空隊などを擁する空母航空隊
・トビウオ編隊
統合航空団第九一航空隊所属のF35BライトニングⅡ4機編隊で、度々無茶ぶりをされる
〜な行〜
〜は行〜
・ハープーン
西側諸国が標準的に装備している艦対艦ミサイルで、一艦あたり八発搭載している
・フドウ編隊
第501飛行隊所属のRF4E2機編隊
・北陸大震災
2011年4月18日に発生した富山県沖を震源とする巨大地震。この影響で、北越電力福井原子力発電所3号機がメルトダウンし、現在も周辺地域には立ち入り制限がかけられている
〜ま行〜
〜や行〜
・要撃管制官
防空識別圏内に入った、国籍不明機に対して、緊急発進した戦闘機に指示を出す人
〜ら行〜
〜わ行〜
〜アルファベット〜
・AAM4
国産の中距離空対空ミサイル
・F/A18Eスーパーホーネット
いわゆる艦上戦闘攻撃機で、統合航空団では、F3心神と同様に対艦、対地攻撃任務を行う
・F3心神
F2戦闘機の後継機種で、日本独自開発のステルス戦闘機。A型とB型、R/F3C型が存在しA型は航空自衛隊が配備している通常離着陸仕様で、B型は艦上仕様の短距離発着艦が可能な機体で、R/F3C型はそれぞれ複座で、通常仕様がF3C、偵察仕様がRF3C。RF3CはRF4Eの後継機として配備が進められているものの、まだ全機置き換えとはなっていない
・RF4E
F4E戦闘機の偵察仕様で、第501飛行隊に配備されている。
・F35BライトニングⅡ
アメリカのロッキード社を中心に開発された第五世代戦闘機で、ステルス機。A型、B型、C型の三種類があり、航空自衛隊は通常離着陸仕様のA型を配備済みで、第九一航空隊は短距離離陸、垂直着陸が可能なB型を配備している。C型は通常の艦載機仕様である。海自がB型を配備した理由に、将来はいずも型護衛艦に配備するのではないかという噂もあるが、真相は定かではない
・FOC
ずいほうに存在する、艦隊を指揮する場所。艦隊作戦センター
〜数字〜
・17式艦対艦誘導弾
90式艦対艦誘導弾の後継ミサイルで、誘導精度が向上し、射程も190kmに伸びた
・90式艦対艦誘導弾
陸上自衛隊の88式地対艦誘導弾の海上自衛隊向けであり、射程は150kmほど