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プロローグ

バスから降りるとムッとした温かい蒸気が顔を包む。


ーー牛見温泉街。 山村部で遠くに海も見える自然に囲まれたこの場所が今日から私の住む街になると思うだけで気持ちが高揚する。


麓の高温部やところどころに見える足湯は無料で使用可能らしく、何人かが集まっている。


立ち並ぶ店からは温泉の熱気に混じって美味しそうな匂いが漂い、道行く人は和服を着て朗らかに笑っている。


私はその光景に見惚れながら、懐から地図を出して目的の場所を探す。


私を認めてくれる旅館……怪奇苑を。

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