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⑧彼女を奪われた男性からの依頼

リムジンで、街をまわった。

リムジンと店の行き来。

リムジンは広い。

外感覚と中感覚は、全然違う。


ほぼ、雨は降らなかった。

降ったのは、車とお店の間にいたときだけだ。


一週間もいたんだ。

太陽光発電パネルは、フルで働いたことだろう。

敏腕美人社長から、握手をされた。


感謝された。

かなり喜んでいた。




プルルルルルルル・・・・・・

プルルルルルルル・・・・・・


「はい。本当の雨男です」

「雨を降らしてください」

「はい」

「夕焼山です」

「はい。大丈夫ですよ」


山での、雨の依頼が来た。

一般の男性らしい。

特に理由は言ってなかった。




山に着いた。

車外に出た瞬間、ザーザーと雨が降る。

歩みを進めてゆく。



「どうしようどうしよう」


おどおどしている男性に、遭遇した。


「どうしたんですか?」


僕は、そっと話しかけた。

プロポーズ直前なのに、雨が降ってきた。

そう、嘆いていた。


天気予報では晴れだった。

そう言っていた。


苦しかった。

たぶん、嫌がらせだろう。

僕は、嫌がらせに使われたのだろう。




たまにある。

僕を呼んで、雨でイタズラするヤツが。



晴れる予定の山で、プロポーズすると言われた恋敵の男性。

その人が、嫌がらせで呼んだのだろう。


「大丈夫ですよ。このあと、すぐ晴れますから」

「本当ですか?」

「はい」

「良かったです」


僕は、すぐ小屋に入った。

すぐに、料理を頼んだ。


そして、運ばれてきたうどんを、すぐにすすった。

ズルズルすすった。


外は晴れていた。

小屋のガラス越しに、カップルが見える。


嬉しそうに、抱き合っている。

プロポーズは成功したみたいだ。

良かった。


空には、二重の虹が掛かっていた。

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