動く絵を作ってみるのよー
©秋の桜子様
ども、たやっちです! お絵かき部屋の第4回目です。
ある割烹にて動くイラストを見てみたいという話がありました。
小説内はHTMLタグを使えるわけではないので、当時のURLを貼っておきます。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1811075/blogkey/2671243/
内容を要約すると以下の通りです。
・レイラちゃんの無表情で踊らせたら、面白そうかなと描いてみました。
・うる〇やつらのラ〇ちゃんが、ダンシングスターで踊る冒頭のポーズです
・思ったよりシュールだった。誰かgifアニメを作ってください。
レイラちゃんとは、その割烹主である八割れネコ様が書いてるMADという物語の登場人物となりますが、八割れネコさまもイラストを描かれる方なので、この案件は非常に難しいのです。
では、この案件の分析をしてみます。レイラちゃんの無表情とダンシングスターこれがポイントですね。まずはダンシングスターを調べてみましょう。ググります……ググります……見つけました。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm2133395
ニコニコ動画でなんとか見つける事ができました。そして、八割れネコ様自身がイラストを描かれているので材料は揃ったことになります。でも、このイラストに近い絵を描く事ができなければ、この要件を満たすことが出来ません。まずは描いてみましょう。
なんとか描けました。オリジナルなるよりシュールさが減っている感じもしなくはないですが、私の中では似ている気がします。この気持ちが大事です。似てることにしておきましょう。
次に動きを確認してみます。(実はこの作業が結構大変でした)
基本的にアニメは1秒間に25枚描く必要があるのですが、そんなに描く事はできません。なので、ズルをして10枚ぐらいにしようと思います。それでも10枚描くの?!って話になるのですが、ここでデジタルの出番となります。デジタルなら同じパーツの使いまわしができるのです。
つまり、この動きを確認するという作業は「同じパーツを使える部分を決める」という意味となります。え? 分からないって? まあ、これを見ればわかると思います。
これが動きを確認するための重ね絵です。最初から10枚ぐらいと決めていたので、1コマ、2コマ、3コマ、4コマ、5コマとして、4コマ、3コマ、2コマ を使いまわせば、なんと5枚描くだけでなんとかなるのです! そして、この重ね絵を確認すると、凄く動いているのは腕の部分であり、頭と胴体は軽く動いている程度であることがわかります。
つまり、頭/胴体/上腕/前腕のパーツわけをすれば、あとはペタペタすればよいという話になるのです。本当は、頭/首/上半身/腹/下半身/腰/肩/上腕/肘/前腕に分解するのが一般的のようなのですが、私はそんな大変なことはしません。そして動きを付けるためのポニーテール部を分けます。
■顔
■体
■上腕
■前腕
■ポニーテール
この時点でシュールですね。これでパーツは完成です。パーツができればペタペタと貼っていくだけでなんとかなります。下絵の線はありますから、これに当て嵌める感じとなります。そして動画を見ながら体の微細な動きを確認して、顔と体を少しだけ回転させるようにして、ポニーテールが揺れるようにします。それで作ったコマはこんな感じ
静止画でみると動きはそんなに見えないかもしれませんが、少しずつ動かしています。あとはこの絵をGIFのツールを使って重ねます。私は以下のWEBサイトを使いました。時間の設定ができるのがいいですね。
https://ao-system.net/gifanima/
出来上がったものを小説で動かすことはできませんので、みてみんでの拡大表示でみてください(笑)
※この絵をクリックして、表示されたみてみんの絵をもう一度クリックしてみてください。
スマホの場合は、画像最大化のリンクをクリックしてください。
もしくは、以下の割烹でも動くのをみることができます。
https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1489201/blogkey/2673814/
一応、ダンシングスターとシュールの2つは何とか満たせたと思います。ちょっとした動画を作りたいなぁって思った人の参考になればと思います。
では、また!