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序文

 このお話はファンタジーです。

 登場する人物・団体・名称・宗教・民族・人種・地域等は全て架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。また、地球と物理法則や時間感覚が酷似しておりますが別世界のお話です。なお、作中の登場人物には異世界経験者が含まれており、世界観にそぐわない発言をする場合がありますが、ファンタジーゆえご容赦ください。さらに、作品中で紹介される知識や情報もでまかせをそれらしく述べているだけの場合がございますので何卒ご注意ください。最後に一つだけ申し上げますと、中世ヨーロッパのような設定でありながら、随所に現代日本のような感覚や慣行、あるいは古典ないし逸話を盛り込んでいおりますが、日本の昔話ベースゆえの舞台装置もしくは下手くそな和アレンジメントとご笑読いただければ幸甚に存じます。

 


 タイモール大陸は全部で五つの地域に分かれている。そして、それぞれの地域に亜人族・魔族・人族が住んでいる。この三者は思考も文化も寿命も異なる。

 最もたくましいのは亜人族で、強靭な肉体と多彩な変身能力を駆使して他種族を圧倒する。魔族は過酷な環境の土地で生き抜き、魔石を掘り出すために自らの身体を強化・改造することを選んだ。三種族の中で最も弱いのが人族である。

 ゆたかな自然の恩恵なくしては一日たりとも立ち行かぬ最弱の人族がなぜ他種族と対等以上の関係を結べたのか。それはひとえに……

                      ある武人にして政治家の回想録 


 ◇


 あちこち見て回ったが、竜のほこらはすべて破壊されてひどい有様だった。罰当たりな悪ふざけとか土地開発のとばっちりみたいな問題じゃない。

 貴様は昔話に興味はないだろうが、いいか、何かが起きているぞ。

                 著名な旅行作家が友人に宛てた未達の手紙


 ◇


 第五十八条 国教たる聖タイモール教の教義に反する集会・結社・出版・偶像の販売および所持はこれを禁ずる。違反者の取り締まりおよび摘発は、司祭長以上の許可を得た聖騎士団員がこれにあたる。なお、罰則は国事犯規定を準用するものとする。

                  改正アルメキア王国法に追加された条文 


 ◇


「んほお~お父さんですよ~おーよしよし、ん?母さんのほうがいいのか?」

「あなた」

「むむっ、父さんは悲しいぞ」

「それよりも名前よ、あなた」

「ああ、男の子ならラウルって決めてたんだが、どうだ?」

「クルトとハンナの子、ラウル……素敵ね!」

                                                          エスト村・鍛冶屋夫婦の会話

 早速ですが、拙文を読んでいただきまことにありがとうございます。頂戴した貴重なお時間に相応しい娯楽をご提供できましたのなら幸いです。最終回まで完結目指して努力いたしますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 往馬翻次郎でした。

 

 ※軍人回顧録はユリウス・カエサルを意識しました。冒頭の有名なやつをいじらせてもらいましたが、何千年も前とはいえ名文ですね。簡潔な状況説明にぴったりです。


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