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チラシの裏

ボツ原稿 設定資料集置き場予定地

本筋とは関係なく気楽にお読みください。


★ボツ原稿その一★


 オープニングのA案です。

 ボツ理由は、初っ端から時系列が行き来することに加えて、すでに国外へ冒険に出ている体がわかりにくいこと、一番ダメだったのは、スカイリムのハイ・フロスガーに寄せ過ぎた点です。古道具屋スタートのB案が評判良かったので結果オーライ!


1-1 発禁本


【 グリノス帝国 山岳地帯 ??? 書斎 】

 

 人里離れた山岳地帯に古いが重厚な造りの屋敷がある。

知らない者が見れば古城と間違えるかもしれないが、廃墟というわけではなく住んでいる者がおり、旅人や学者のような訪問者もまれにある。

その屋敷内、大きな書庫の隣にもうけられた書斎のような部屋に、今日はどうやら客人が滞在中らしい。

 壁際の読書机では、簡素なつくりの椅子に浅く腰掛けた少女が書写作業中だ。

 彼女は書き写すだけでなく、ところどころ注釈をつけたり、余白には略地図を手際よく書き込んでいる。懸命にペンを走らせるその姿は、試験前日になって問題の出典に目星をつけた要領の良い学生のようにも見える。

 机上は魔石インクの壺・呼び鈴・書写用紙が整然とならんでいるが、足元にはメモや地図などの紙束が散乱しており、ひどい有様だ。

 ちなみに、木版印刷の発明により、ある程度の大量生産が可能になっているとは言え、今なお書籍は貴重品である。所有・売買・貸借は富裕層や知識階級に限定される。買えないのなら、所有者を拝み倒して見せてもらうか、あるいは書記を雇って複製する。万一汚損しようものなら弁償することになるから、貸借はよほどの信頼関係がないと成立しないし、書写する場合は所有者の監視下に置かれる。当然書籍専門の泥棒や闇市場も存在する物騒なご時世なのだが、ことさら少女が監視されている様子はない。

 肝心の本は、あちこち焼け焦げて欠損しており、焚き付けになる寸前で救出されたかのような見た目だ。手荒く扱うとさらに落丁してしまうだろう。さらには、裏表紙に“秘”と書かれた小さな紙が張り付けてある。

 彼女は散見される筆者の口汚い表現に苦笑しつつ、欠損部分をできるだけ補いながら、根気強く解読と書写作業を続けている。 



※本の中身は同じ


【ミーン・メイ著「これはびっくり精霊魔法 宗教的権威の表と裏」より抜粋】

 


 彼女は“竜王墓”と“竜のほこら”に下線を引いて書写作業を終了した。足元のメモや地図を余った紙束ごと丁寧に巻き上げ、呼び鈴を鳴らす。

 待つまでもなく、長衣を腰ひもでとめた簡素な身なりの男性が現れて本を受け取り、ほかに用はないのか、と言いたげにじっと彼女を見ている。彼女が短く礼を述べ優雅な挙措で一礼すると、彼はうなずいて書棚の奥へと姿を消した。どうやら彼は“無言の行”の最中だったらしい。

 彼女は燭台を手に持ち、書類を脇に抱えて広間へ向かう。


(どうなることかと思ったけど、やってみるものね)


 本というよりは何かの燃え残りといったほうが正確というような有様だったので、書写は想像以上に大変だった。著者の考察が何もかも正しいと仮定して要約するとだいたい次のようになる。


・精霊契約の儀式はうさん臭い(やっぱり!)

・教会が何かやってる(そうでしょうとも!)

・竜の子伝説(これはもう少し調べないとね)


一方、作業中に気付いたこともいくつかある。


・“竜を打倒”するのは難しいという記述(竜は絶滅したはず。いつごろの話だろう)

・“生まれ持つ強力な魔力”という言葉の矛盾(精霊契約の儀式と絶対に両立しない)


 魔法の解説本かと思ったら、とんでもない。教会関係者は直ちに回収と販売禁止を命じただろう。しかし、燃やすという行為は少々常軌を逸している。それをためらわずに実行できる連中は、もし著者が存命であれば、異端審問をでっちあげて聖騎士団に命じて拘禁、拷問部屋に放り込むくらいのことはやりかねない。

 彼女にしても、ミーン・メイの考察を参考にして“竜の力”を追えば、同じ目に遭う危険も大いにある。


「神様、どうかこの旅を最後まで続けられますように」


 二百年近くも前から誰かが何かを企み、教会と聖騎士団が口をふさいで回って監視している。悪の親玉は正体不明、動機に関しては皆目見当もつかない。

 その教会や聖騎士団と衝突する可能性がこれから先おおいにあり、彼らが讃え、唱えている神の名を口にするのは何とも妙な話だ。

 結果はともかく見届けたいというのは、そんなに大それた願いではないはずだが、彼女は神の助力を心から願った。


(うん、まずはこのまとめを皆に見てもらおう!)


 前途を考えると心細いかぎりだったが、神頼みの前にできること、すべきことを見つけた彼女は元気よく歩をすすめた。   


――ここまで――


 知識の集積を目的とした集団、という設定はとても魅力的だったのですが、どう頑張っても大人気ゲームで使用されているイメージと被ってしまう。最近拝見したものだと『図書館の騎士団』ですか、あの設定も個人的にはツボりましたけど、カッコイイ設定は既に誰かが使用している、という見本ですね。そう言えば旧題でも失敗しましたっけ。まさか大昔のエッチなゲームと被るとは……。



★タイモール大陸における貨幣制度と金銭感覚★


基本は銀貨ベースで小銭釣銭が銅貨 決済用貨幣は金貨


             東方諸島 

アルメキア大金貨 1024  2,048,000JPY  (十六両)

〃     金貨 64   128,000JPY    金一両

〃    大銀貨 16    32,000JPY   一分金

〃     銀貨 1    2,000JPY 一朱金 

〃    大銅貨 1/4    500JPY  (四十文)

〃     銅貨 1/16    125JPY   十文銭

                      一文銭  12.5JPY


かけそばが十六文として200JPY 安い? 大陸では銅貨二枚 250JPY こんなもん

丼もの 大銅貨一枚 500JPY 定食 大銅二枚 1,000JPY 高い 豪華表現

酒場貸切り 金貨二枚  256,000JPY

大手柄で 300両の御下賜=約大金貨20枚 4,000万JPY 

革鎧 金貨三枚 384,000JPY 原付 全身鎧 金貨20~30=256万~384万 セダン


――ここまで――


 一応、お金についても考えていたのよ、という資料です。さっき調べたら一両が135,000円だったので商品の値付けさえ間違えなければ何とかなりそうです。多分。


★下書き★


●冒頭の蜘蛛魔獣事件直前


いい雰囲気のRとリン ドーン エスト村? 土埃パッ なんだ リン屋根に パンチラ 村よく見えない 俺は見える アホ助平 許可得てから あなた 武装 母着替え (魔法服説明) 母変化 銀狼 リン鳥変化 先行 3人到着 鉱山 

母クンクン 何の匂い 険悪な雰囲気 おい おそらく 蜘蛛魔獣 生き埋め なぜ 

教会我関せず このままでは暴動 吠える 犬神様じゃ 静まれ 見捨てるのか 仕方ない 神の意志は? 司教無言 集まったことが証拠 やるか やるぞ 鉱山主逃亡 待て ポカリ 責任とれ 救出作戦 村長 冒険者部隊と混成 頼む Rも参加 リンは支援班 指揮所 誰 隊長


―ここまで-


 紙ベースであらすじやらアイデアを書きとめております。ここから話を膨らませたりカッコイイ台詞に差し替えたり、あるいは不採用のネタが違う場面で使用されたり、いろいろです。


★世界設定★


・アルメキア王国 【人6 獣人3 魔族1】独逸

王城・城下町 エスト村 穀倉地帯 ポレダの港町 貿易 ノルトラントとI・B 国境   

・東方諸島 【人7 獣人2 魔族1】日本

セイト(西都)主上 トウフ(東府)将軍 米作 漁業 貿易 

・グリノス帝国 【獣人8 人1 魔族1】英国

北の寒い国 王族内での暗闘 特殊部隊 凍土 麦作 牧畜 漁業 燃える石

・サーラーン王国 【獣人7 人2 魔族1】中東

南の熱い国 砂漠 灌漑 大量の地下資源 藩王 竜騎兵 牧畜 ピラミッド

・ムロック連合 【魔族9 獣人1 人0】仏蘭西

西の魔の国 痩せた土地 芋 魔王たち 毒沼 ギミック・義体 魔石鉱山 魔獣多い


―ここまで―


 企画段階における初期設定より。用語や場所の名前を含めて、書いている途中で変更されるので、あくまでもご参考でお願いします。


★ヒロインの変化に関する設定★


 Lの大鷲変化は進行に沿ってサイズ漸増 Why Rとの接触 

 ※先祖はもっと大きかった旨の描写 Who 商会の会長


 初期 手紙を運ぶのが精一杯 伝令 見せ場で中途退場ぐぬぬ

 中盤 衣装鞄程度なら 別行動 お前じゃなきゃダメなんだ 

 ♡イベント 

 後半 主人公を鷲づかみにして空中投下ポイ 変化 質量兵器

    高高度降下低高度開傘ならぬ高高度投下低高度変身 

 終盤 ???


-ここまで-


 今さらですが、RはラウルでLはリンの略です。鳥系の長所を生かせなかったり、ええい翼が邪魔だ、と物語のいたるところでイライラするヒロインがイベントをきっかけに一皮むける。主人公爆弾を抱いていざ高空へ!なお、終盤でもう一皮むける予定。


★作中作家さんの設定★


 ミーン=メイ(民明) 一昔前の歴史作家 

            破壊された竜の祠を再発見する(未達の手紙)

            闇の勢力にペンの力で対抗 書籍ごと消される?


 アーケイ=ボーノ(曙)

 ポール=ライ(蓬莱) 当代の二人組作家。

            焼かれないように言葉や題材を選んでいる。


 ニコラ=ポートリエ

 ジョエル=コロー   ムロック作家。ミンメイよりは前。

            児童図書かと思いきや魔王軍礼賛本。

            なのに挿絵がウケてアルメキア人にも売れた。


 

 フィリックス=クラーフ  後世の作家。クラーフ本家の子孫。

            専攻は美術史だが依頼されれば何だって書く。

            美術品と歴史書を引き比べてラウルを研究した。 


―ここまで―

 

本文より熱が入っていると評判の作中作品です。もちろん、元ネタは魁!男塾の豆知識ですが、古くは白土三平先生の忍術解説だったと思います。説明しよう!微塵隠れの術とは、の精神はテラフォーマーズの技術解説にまで受け継がれているとかいないとか。そう言えば、ヤッターマンも毎回メカの元について説明しますもんね。あちこちで使われ過ぎて先達が不明なので遠慮なく使えるネタですね。なぜこのネタを本仕立てで挿むのかと言えば、ドラゴン・アノマリーは古本から始まったお話だからです。私がスカイリムやオブリビオンの作中作品で感じたドキドキが読者の皆様に伝わったら最高です。


★雪女伝説★


北国編の第323話から325話を書いている最中の調べものです。新キャラの登場シーンを軽くショッキングにしつつ日本の伝説風味が出せないかと粘っていました。そこで思いついたのが東北や北陸につたわる雪女のお話。調べてみると……


A 怖い系 例 雪道で女性から赤ん坊を一時預かりしてくれるように頼まれる。

        依頼を断れば無害。受諾すれば赤子が重りになって雪の中で圧殺される。

        (ひどくない?) 

B 綺麗系 例 在原業平が雪見中に遭難。泊めてもらった家で女性と歌を交換。

        朝になると陽光で姫が消え去る。

        (振られたのでは?) 

C MIX系 例 小泉八雲著。二人組木こりが雪女に襲われる。若い男は見逃してもらう。

        色白の女と結婚。子だくさんだが一向に老けない。(不死?)

        若い木こりが雪女の話を漏らすが、妻の正体は雪女。

        殺されそうになるが、子供に免じて再び見逃してもらう。


 筋を借りようにも、ドラゴン・アノマリーでは主人公が遭難しなかったのでほとんど使えませんでした。結果、並の人間なら死亡フラグ確定の救助要請を受ける逆転Aの筋を考えることに。Cの不死設定はどこからきたのかな?


★トンデモ本のコンセプト★


 作中でまことしやかに語られる伝説や昔話の類にはどうも嘘が多い。数で言えばアルメキアがダントツですが、サーラーンやグリノスにおいても竜が絡むと途端に怪しくなる。オープニングでヒロインが読み込んでいた発禁本を多数執筆したミーン=メイも一度ならず騙されていました。さらに、市中に流通している当代作家のなかには権力におもねるあまり、歴史的事実の探求をやめちゃった人が大勢いる、という設定です。

 上記の設定は大日本帝国で起きたオカルトブームを参考にしました。大東亜戦争前のことです。日本のピラミッド、成吉思汗は源義経なり、はては聖徳太子=キリスト説まで飛び出す始末。中東の王家が極東へ流れ着いて皇室の祖先になった話もありましたが、これは不敬に過ぎました。

 この件に関しては、閉塞感が充満した時代における発散の一種(ええじゃないか?)であるとか、国粋主義者や拡張論者に都合よく利用されたとか、実に多くの考察がありますが、たくさんのトンデモ本が特定の時期に相次いで出版されたのは事実です。

 アルメキア支配者層が先導している焚書祭りは極端な表現ですが、彼らの目的は物語を読み進めるうちに明らかになることでしょう。


★魔法に関する設定★


 ご存知かもしれませんが、ファイナル・ファンタジーⅣにおける基本魔法はブリザドとされています。多くのゲームやコミックではファイアないしファイヤーボールが基礎とされているなかで、ドラゴン・アノマリーもその例に漏れません。なぜに氷結魔法が基本なのか。それは大津波を食い止めるために海面を凍結させるべく編み出された魔法が原初となったからだとされています。分子移動を低速化して冷却するという物理干渉型魔法です。逆に高速移動させたら過熱して発火するのでは、と考えて編み出されたのがファイアというわけで、FF4の設定では現代科学の知識が不可欠になっています。レベルが上がると病原菌を繁殖させて解き放ったり、任意の地点に常温核融合を発生させる魔法も覚えますから、まさにサイエンスとマジックが織りなす究極のファンタジー。

 召喚魔法は別にあって、契約した幻獣を幻獣界から一時的に呼び出して使役するもので、有資格者も非常に限定されているのですが、ドラゴン・アノマリーの精霊魔法はほとんど全部こっちなのです。魔力を代償に人間にはできないことをやってもらう。ゆえに万能であり、高魔力者ほど就職に有利でえらいさんになれる、マウントをとれる、エトセトラ。そのくせ、世界住人のほぼ全数が小なりとも魔法を使える適性持ちといういびつな世界の根幹は物語の後半で明らかになります。国民全員召喚士とかあり得ませんから。


★世界設定その2 異世界について★


 『解説?ドラゴン・アノマリー』でご案内したように、主人公には異世界人属性を設定しませんでした。そのかわり、と言っては何ですがドラゴン・アノマリーには複数の異世界人が登場します。(スパイス)彼らが居た旧世界も複数存在する設定で、それぞれ特徴があります。


異世界A 著しく科学技術が発達した宇宙航海時代の世界であり、魔法使いはエスパーとして扱われる超希少人種とされます。⇒竜王

異世界B 魔法アリ精霊アリの正統派ファンタジー世界。ただし、魔法が使えない人が一般的で、才能ある者が研鑚を積み重ねて高位の魔法使いとなります。⇒謎の女性

異世界C 魔法=手品の意味。超常現象はプラズマで全て説明がつけられます。ある都市伝説では女性経験の乏しい男性が年経て魔法の使い手となるとか。⇒???


 異世界Cは地球に寄せてますが、魔法の存在しない世界です。九と四分の三番線から発車する機関車のことは忘れました。百味ビーンズ?知らんな。そうそう、ところどころタイモール大陸と類似点があるという噂が……。


★いろいろな職業★

 

 貴族と商人と冒険者だけ出しておけば話がコンパクトになったのに、いろんな職業や役職の人を書いたのは、世界を広く見せ、脇役に命を吹き込むためです。他に良い方法が思いつきませんでした。グリノス出身者の前職でお話一個書いてしまいましたしね。批評家とか方角係とかもそのための演出です。


★竜★


 ライトノベル界隈では竜騎士や一部の主人公を除いて、ドラゴンは不遇な扱いを受けていることが多い気がします。冒険者主人公を称揚するための踏み台にされるか、おやつ感覚で狩られた挙句素材をはぎ取られるのが一般的とも言える。あるいは珍味としてステーキにされるか。これはちょっとかわいそうなので、少し他所の世界とは違う意味合いを作中の竜に持たせることにしました。 


①養分

 作中で何度も登場した肥やし表現。人間を助けるべく創造されたのに、結局は食い物にされて電池のような扱いを受ける。アイデアはマトリックスでネオが繋がれていた装置です。人間の電池化禁止法案ってのもどこかのSFで見た記憶があります。悲しい存在であることは変わりがないのですが、現実世界で似たような環境にある人は大勢いますよね。よって、本作のエンドクレジットには“この物語を全ての竜に捧ぐ”と書くつもり。


②ロボット

 なぜ竜族は人類に反撃することなく絶えていったのか。これはアシモフ博士のロボット三原則みたいなものが作用して、人類に危害を加えることができなかったという設定です。ブルドーザーやヒーターとしての役割をこなしつつ、ある程度の豊かさが整った時には怪物としてリストラされてしまう設定は映画や小説で使い倒されてきたものですが、現実世界でも見慣れた光景ではないでしょうか。よって、本作のエンドクレジットでは(以下略)


➂データベース

 長命を生かしての記録者。この個体は竜族の長のみです。貯えられた知識を引き出すことができれば怖いものなし。この個体が無事なら人類は何度でも滅亡の淵から這い上がることができる、とされている。


構想段階ではこんなところでした。


★世界設定その3 衰退と哀愁の時流★


 主人公のお膝元は冒険で得た財貨を残らず投下することでバブルのような好景気に沸いておりますが、不景気を乗り切れずにもがいている斜陽の業界もございます。一昔前まで子供が憧れる職業だった冒険者は探検家か何でも屋の両極端になることを強いられており、かつての栄光は見る影もありません。平和な世の中では腕自慢の傭兵も食い扶持にありつくのがやっと、という設定です。

 平和設定ゆえの不景気に起因する冒険者界隈の寂れっぷりは決してなろう雛形に対する逆張りアンチではございませぬ。いったい、冒険者ギルドのような同業者組合が成立し、採取や討伐のクエストをシェアして恒常的に運営できる状況とは何ぞや、と考えた時に、城壁や柵を一歩出れば即座に魔物とエンカウントするために畑の収穫すらできず、国家が交通の要衝や街道の警備を放置して割高な外注に丸投げしている等の条件が重なりでもしない限り実現は難しいと思ったからです。計算はしていませんが、業として成立させるには魔物や野盗の定期的なリスポーンが欠かせません。もちろん、昼夜を問わず超大型の捕食生物がうろついている世界やドラクエ式鉄砲玉を強要される包囲下スタートなら話は別です。

 主人公がのんびり領地運営ができるのは平和のおかげなのですが、平和ゆえに傭兵旅団長はストレスで燃え尽きそうになっているし、主人公の両親は傭兵時代に金払いはいいが怪しい依頼を断れませんでした。転職に成功したエルザ嬢は稀有な幸運な持ち主ということになりましょうか。

いかがでしたか?

頻繁に更新されることはありませんが、時々覗いてみてください。

このページは登場人物と同じく、私も参照しています。

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