あぁ、もう嫌だ、生きることなんて
大丈夫かって?
…
大丈夫じゃないよ
出来ないことが多すぎて
それでもやれることを探して
なんとか、掴んで持ち上げる
食べること、ゲームすること
アニメを見ること、寝ること
小説を読むこと、歌を歌うこと
ネットサーフィンは際限がない
あぁ、でも、こんな自分でも、こんなにも
沢山愛されてきたのに…死にたくないはずなのに…
「選んでしまいそうだ」
死ぬこと、それは誰でもできること
ほっといても勝手に、自動的に、途切れるよ
まあ、↑上のコレは極論だけど
でも実際、誰でも出来る簡単なこと
それなりに幸せになったり不幸せになることが苦手だから
とびきり不得意の「生きる」というやつを
挑戦し続ける一人なんだ
あぁ…そんな顔しないでよ
後ろ向きなのを後ろから押してやろうとか
もしかして思っているのかな?
でも、これでも一応、この世界には感謝しているんだ
息をする回数と同じくらいクソみたいなことが起きる社会だけど
消えてしまいたいなって思いながら生きて来たけど
今まで出会えた人がいる
今までの足跡が残ってないけど「残っている」
今まで沢山の「良い」と思えた想い出がある
その度に、
その度にね、
「もうちょっとだけ、生き延びてみよう」
そう思えて来たんだよ
何回も、何回も、何回も、繰り返されてきた
途切れても、必ず復活させてくれた
だから
「朝」を目指して走ったよ
やっぱり命を燃やしていたい衝動で、がむしゃらに…
だけど
「夜」を望み過ぎてしまう
もう何もしたくない、と思って膝抱えて死んだふり
でも、地球が回って、「朝」になっちゃった
結局、
生きたいと思おうが、思わまいが
命は命で、最期まで動くことに変わりはなかった
なら、このままでも、いいか
そう考えるようになった
不安定で、ネガティブで、最悪な考え方を
手に持った途端、前より生きるのが楽になった気がしたんだ
消えてしまいたい気持ちは、そのまま、だけど
ああ、わかってる
誰にも褒められないって
親にも大切な人たちにも否定される覚悟はしてる
してなくても、これから準備する
「バカ野郎」と言われても平気な心を用意していくよ
自分嫌いな人間でもここまで生きてこれたぞって
死んだ後、色んな人にひっそりと自慢したい
いいねボタンは自分自身の一個で十分だ
「人生成功者」だと胸を張って仰向けに死んでいける
だから、「生」と「成」の間に「非」を落書きしないで
そうして、もらうと助かるかな