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伝町部と愉快な先輩達  作者: アリカンヌ
高校デビュー
2/10

1話「高校デビュー」


『それでは皆さん良い一日を!いってらっしゃーい!』


テレビから聞こえる元気のいい声を聞いて今日も一日頑張ろうと私は思った。


私が毎朝見ている『おはようございます朝ですよ』略して『おはよ』



この番組を見なかった日はないと言っても過言ではないほどに私はこの番組が大好きだ。


元々は子供向けの朝番組で、ちょっとしたアニメやゲーム紹介、占いなどをコーナーとしてやっている。


中々マイナーな番組である。


しかし、ちゃんと見てみると内容は意外としっかりしていて、とても面白い。


『おはよ』を見終えると学校に行くため鞄を持って急いで家を出る。


「行ってきます」


そう口にした私の表情はやや悲しそうだと自分で感じた。


それもそのはず、家には私一人だけで、両親は共働きの為に朝早くから家を空けている。


親は仕事の事しか考えていないのか、私の事はどうでもいい、と言った態度である。


流石に今日は高校の入学式なのだから来て欲しい思いはあった、だからと言っては何だが、悲しそうな顔をするのは無理もないのかな、と思う。


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