表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/44

第二十鈴 天空の試験

天空の王国に来た響達一行はDライダーズのドラゴンを丸呑みしてしまったモサ子に健二はDライダーズの試験を受けるよう呼びかける。

天空の王国の大きな門から優徒が手を振っている。


「皆さん頑張ってくださいね!」


優徒の周りにいるケセパサも一緒に手を振っている。

響、のなかはDライダーズの麻耶、良の後ろに捕まってドラゴンの上に乗っている。


「おおすごい!これがドラゴンか!」


のなかは初の体験に興奮している。


「ぬああああああ!!!!これ飛んでるって言わないだろー!」


後ろからモササウルスに乗った健二が悲鳴を上げながら追ってくる。


「でも私落ちてないよ!空飛んでるよ!」


モサ子は落下する速度を保ちながら進行の斜め上に向けて空間を出しそこから飛び出す動きをしている。


「これは落ちているんだよ!」


健二は悲鳴を上げながらモサ子にしっかりと捕まっている。


Dライダーズと響たちは天空の王国から離れた小さな天空の岩山が浮いている場所に向かった。


「ほら、見えてきたよ。あの岩が集まっっているところ!」


麻耶が指を刺す先にたくさんの宙に浮く岩が見えてきた。

その中の一際大きな岩の上に4人は降り立った。


「よし、どうにかついたみたいだな」


後ろから遅れてモサ子と健二も追いついてきた。


「このモサ子がどれほどの能力かわからないが、俺達が定期的に行なっているコンビネーション攻撃の練習に付き合ってもらうぞ」


「コンビネーション攻撃?」


「そうだ。大型ドラゴン バジル・バトスとの戦いで効果的な攻撃なんだ」


「どういう練習なの?」


「この宙に浮く岩を高速で動き最後にここに立っている岩に体当たりをするんだ。

大型ドラゴンバジル・バトスの雷撃攻撃をこの岩と見て避ける練習そして常に距離を保ちながら一緒に飛んで最後に三連撃で体当たりをする」


「この攻撃で私達はバジル・バトスを撃退してきたの」


「そんな効果的な攻撃なのか」


のなかと響は静かに頷く。


「待てよ。俺たちは何をすればいいんだ?」


「ここに来る時と同じ麻耶と良の後ろに捕まっていてほしい。実際の戦いの時に二人の攻撃を見せて貰いたいからな」


「ビューンって飛ぶんだね!私に任せて!」


モサ子は自信満々に答える。


「ここに来るまでが結構危険だったがな。しかし言葉が通じるのは新しい。モサ子は俺の指示通りに空間を開いてくれ!」


「分かった!」


4人はドラゴンに乗り、健二はモサ子に捕まって上空に飛び立つ。

2頭のドラゴンとモササウルスは空気を切る鋭い速さで上昇してそして一気に落下する。


ビューーーーーーーーー


宙に浮く岩の集合体が近づいてくる。


「とんでもない速さだ」


「まだまだこれからだよ!」


麻耶と良は慣れた姿でドラゴンにトントンと合図をして岩の集合体を細かく避ける。

開かれた翼を小刻みに動かしてドラゴンはさらに加速する。


「行くぞモサ子!空間を頭の上に出すんだ!」


モサ子は健二の指示通り空間を出しその空間をくぐると浮遊する岩の集合が見える。


「右だ!……次を左!」


モサ子は小刻みに空間を出現させ岩を避けていく。


「いいじゃん!健二達!ドラゴンよりも乗りこなしてるんじゃない!」


麻耶は冗談混じりで話す。


「モサ子そのまままっすぐ….次を右だ!」


「うわ!!!!!」


モサ子は健二の言葉に反応を遅れそのまま目の前の岩にぶつかる。


ドガーーンッ!!!


モサ子は粉々に岩を突進で砕きそして近くの岩に降り立った。


「健二さん!モサちゃん大丈夫!?」


響は麻耶と一緒に二人に近寄る。


「やっぱり練習は必要みたいね。」


麻耶は真面目な顔で言う。


「くっ!だが、コツは掴めてきた。この岩の塊にぶつかるぐらいじゃバジル・バトスの雷撃攻撃にやられてしまう」


「ケンジ!もう一回やろ!私頑張るよ!」


「よしモサ子もう一回だ!みんなももう一度頼む!」


「分かった!」


再びドラゴンとモササウルスは上空に舞い上がる。


「もう一度だ。モサ子!いまだ!空間を出すんだ!」


右、左、上、モサ子は健二の指示通り空間を出して小刻みに岩を避けていく。


「いまだ!右!…….そこを左だ!」


健二はモサ子に指示をしてモサ子が空間を出すタイミングを逆算して指示を出す。


「よしさっきよりも上手くいった!」


2頭のドラゴンとモササウルスは乱雑に浮く岩の中を高速に飛んでいく。


「そのまままっすぐ!」


健二には体当たりをする目標の岩が見えてくる。


「いけ!良!麻耶!」


モサ子の前に二頭のドラゴンが先頭を飛ぶ。

良が乗るドラゴンがまず岩に体当たりをする。


ドンッ!


そして次に麻耶の乗るドラゴンが対当たりをする。


ドドンッ!


そしてモサ子が最後に体当たりをする


ドドドンッ!!


岩は砕け散った。


「やった!コンビネーション攻撃成功だ!」


「やったねケンジ!」


5人は練習の上で成功した成果を喜んだ。

喜び合うみんなの周りに黒い塊が突然下から湧き上がってきた。

黒い塊は周りに広がりそしてDライダーズに襲いかかる。


「な、なんだ?あれって、ワシ?」


「麻耶!危ない!」


健二は麻耶に突撃してくるワシの群れに気づき声をかける。


ーーーチリン


響の鈴が鳴り響く。


タンッ!


響はワシに重なったノーツを弾く。


「このワシ達なんか様子がおかしい。目が紫色に光ってるよ」


「もしかして毒を持ったワシなのか!?」


のなかは響に叫ぶ。


「私のノーツは毒も弾き切る。みんなはすぐに離れて!」


「ちょ、響ちゃん!ドラゴンから降りて大丈夫なの?」


「麻耶さん、私大丈夫です。全て弾き切ってきますから」


響は麻耶のドラゴンから降りて落下していく。

周りのワシは落下していく響を狙って群がっていく。


「…オンステージモード!」


ーーーチリン


響の衣装がアイドル衣装に変わる。

瞳の色も赤色に変わり響の足元に赤色の譜面の円盤が浮かび上がる!


「天空もフルコンでいくよ!」


響を乗せた譜面の円盤は向かってくるワシに向かい飛んでいく。


ダダダダダダダダダダダダ!!!!


大量に向かってくるワシは響に弾かれどんどんと空に落ちていく。


ダダダダダダダダダダダ!!!!


小さな岩の集合を細かく動き響は全てのワシを弾き続ける。


「なんなんだあいつは!」


モサ子に乗った健二は驚きを隠せなかった。


「あいつは響だ。俺が思うに最強のスキル保有者だ」


ダダダダダダダダダダ!!!!!


「響すっごい楽しそう!」


響は全てのワシを弾き切った。ワシはノーツの衝撃で気絶して全員落下していく。


「やっぱりフルコンで決めるの最高!!」


響は爽快感に浸っていた。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

モササウルスが天空を飛ぶイメージが湧かなかったのですが、空間スキルで落下し続けながら空を飛ぶ(?)ことになりました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ