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【新堂怪談】  作者: 新堂本舗☆
9/11

「お花のお爺さん」

良くある話ですし、短いですが箸休めになれば嬉しいです。



 祖父母の家の近くに住んでいた「お花のお爺さん」は、いつもニコニコしているパン工場のおじさんに似ていた。


お爺さんの家には広い庭があって、いつ遊びに行っても花が咲き乱れていて凄いキレイだからお母さんが必ず通り道にしたんだ。


「お花のお爺さん」が庭で花の手入れをしている時に通ると、お母さんに花束を作ってくれた。


その日は僕の大好きなオカズを作ってくれるから嬉しかったな。


でもね…僕は知ってたんだよ。


「お花のお爺さん」の本当に大事な「お花」の事。


毎年、寒くなる季節に大きな車がお爺さんの家に布袋を運んでいる事。


布袋の中には綺麗な綺麗な女の子達が詰められいた。


お爺さんはその子達に種を植え付けて、地下室で育てるんだよ。


「お爺さんのお花」を。


なんで知っているのかって?


それはお爺さんが地下室を見せてくれたから。


地下室で色々と僕の身体を触りながらお話してくれたんだ。


「お爺さんのお花」は貰えないけど、僕が会いに行けば、地下室で「お花」が観れたんだよ。


綺麗な綺麗な「お花」が女の子達の身体から咲いているのを眺めるだけで幸せになれた。


祖父母が元気な頃は良く行っていた「お花のお爺さん」の家。


今も地下室で「お花」は咲いているのかな?

ちょっと別の話を考え中で更新速度が遅くなりますがよろしくお願いします!

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