フレア・ファミリア②
最近お仕事が多忙すぎる……
頑張って投稿していきます。
フレアと住人達が教会に向かっている間、遥か後方では僕と精霊達は楽しく談話しながら歩いていた。
「ところでこの街の領主様は何処にいるんですか?さっきはいなかったですよね?」
すると先程の精霊が申し訳なさそうに教えてくれた。
『実は……私の契約者が領主なのですが、どうやら今向かっているそうで……あ、今走って来た男です…』
僕を目指して走ってくる中年の男性は、来て早々ダイビング土下座をしてきた。
「は、は、初めましてルイ様!!私はこ、この街の領主のヒノ・コタロウと申します。挨拶が遅れてしまい、大変申し訳ありません!!ところで、街の者はどちらに?」
あぁ~……うん。ほらみんな説明してあげてくれない?僕からは言いにくいからさ。えっと……精霊剣?みんなを見えるようにしてくれない?
・了解しました。マスターの半径100mの精霊を一時的に可視化します。
「んぉ!?こんなに精霊達が集まっていたのか!?それに精霊剣だって!?」
まぁ、びっくりするよね……。なんせこの街のほぼ全員いるからね。
『そうですよマスター。私達はルイ様と契約いたしました。ルイ様が力を貸してほしい時に貸す契約なので、貴方とはきれていないので大丈夫ですよ?』
うーん……まぁこっちは任せていいかな?あ、大丈夫そう?じゃあ僕はフレアの所に行くから、説明頼みますね!
ルイがその場を離れると、精霊達による説明というなの説教が始まった。領主ヒノ・コタロウはルイが帰ってくるまで説教を永遠に聞かされたという。