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プロローグ2

翌日



『おはようございます。起きてくださいマスター!』


ふと目を覚ますと綺麗な女性?が目の前に座っていた。


思い出した!昨日あの剣に触った時に聞こえた声にそっくりだ!一体誰なんだろう。


『申し遅れました。わたくし精霊王の娘の1人、長女フレアと申します。』


せ、精霊王の娘?フレアって確か火の精霊の頂点に位置するあの大精霊様ですか?


『えぇ。その通りですわ。物知りですねマスター』


な、何でこんな所にいらっしゃるのでしょうか?


『わたくしはずーーっとこの家にいましたわよ?いつも御飯作っていたじゃありませんか!』


あ、……いつも美味しく頂いております。でも何でそんな事していたのですか?僕は精霊の加護がない出来損ないなのに……


『詳しくは分かりませんが、母様もとい精霊王が話すには、マスターには加護が与えられない理由があるそうです。ですが、マスターはわたくしを含めて数多くの精霊達に愛されているのは確かですわ。ほら、その剣を握りながら周りをみて♪』


剣?あぁこの錆びた剣……ん?何か前より綺麗にってか錆びてない!?


『マスターが触れた事で、長年封印されていたのが目覚めたのよ。まだ第一段階だけど、その剣に触れている間は精霊を見る事が出来るわ』


ほぅほぅ……玄関にめっちゃ並んでるんですけど!?大丈夫なのかな?


『さぁ皆さん。哀れな契約者の代わりに謝りなさい。今謝れば許して差し上げますわよ』


ぞろぞろと約村人と同じ数の精霊が一斉に土下座し始める。


『『『申し訳ございませんでした!!!!』』』



「あ、あの大丈夫ですよ?皆さん頭をあげてください。元は僕が悪いので……」


なかなか頭を上げない精霊達。すると、握っていた精霊剣から頭の中に声が響く。


・大精霊フレア含めこの村の精霊との主従契約が可能です。実行しますか?


さてどうしようかな~…。あのフレアさん?どうかしましたか?


『なるほど。他の精霊と一緒は癪ですが、どうぞよろしくお願いいたしますわ。マスター!』



・《精霊剣》に一定数の精霊との主従契約を確認しました。


・主従契約した精霊の全権限を取得しました。元契約者(村人)に制裁を加えます。



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