マームの街
主人公の見た目は、160強の身長で髪の色と目の色が黒、それとそこそこの顔立ちをしています。
一人の少年がてくてくと歩いている。
地図とパンパンになったリュックを持ちながら。
(はぁ本当についてないわー、あんなでかいのが出てきたらトラウマもんだねあれ、そして尋常じゃなく腹が減ったな、早く街についてこの鎧、売っぱらってさっさとお金を手にいれなくては)
とそんなことを心のなかで考えて歩いていたら、少し大きい街が見えてきた。
(街の名前はマームで、ギルド、食事処、道具、宿屋、はぁー良かった、自分の行きたいところがちゃんとあって)
街の門の下まできて、くぐって目の前をみたら大変、人が多い、すごく多い、なぜ草むらなど歩いている時、人とすれ違わなかったと思ってしまうほどものすごく人が多かった。
(むちゃくちゃ人が多いな、どんだけだよほんと。)
人が多いのを確認してから、すぐさま道具屋にむかった。
道具屋でスライムが持っていた鎧を売ったらお金が20000ゴールドに増えた。
道具屋の店主によると。
「坊主いいもの持ってたな、この鎧あまりでまわらないものでね、結構レアもんだぞ。なんで20000ゴールドにしておくぜ。」
ということで20000ゴールドをてにいれた。
(それにしても、そんなレアな装備をつけていてやられるなんて、よほどのドジか……う、うん考えるのよそう、まじ怖かったもんな。)
俺いかつい顔をした店主にむかって礼をして店を出た
それからギルドにむかった。
ギルドに入るならギルドカードというものが必要らしいので作ることにした
カードを作るにはギルドの職員さんから紙を貰い、その紙に質問が書いておりそれに答えていくという感じで作るらしい
ギルドカードの質問では名前、職業、誕生日をこたえるだけだが………
(どーする何も答えられないぞ、まずい、嫌でも名前は、えーと、えーと、あ、そうだ、何かこう呼ばれてた気がする、「シン」って)
その時そのことを思い出した少年、シンは頬をつたう一滴の涙を流した。
(本当に何か忘れている気がする。
だけど思い出せないのはしょうがない。本当に大切な思い出ならきっとすぐ思い出すだろう、次の質問に行こう次の、職業はえーと
まぁーあとで決めればいいから空白でいいか、誕生日は適当で6月の7日っと)
そうしてやっと書き終えた質問が書かれた紙を美人の職員さんに渡した。そして、書いた紙を見てから職員さんからいわれた 。
「職業は何にしますか?最初は剣士、魔術師、から選べますよ。」
「へぇー剣士と魔術師ねー」
それから職員さんが
「職業は使う人によって変化して行きます、剣士でスピード特化でしたらシーフに魔術師で攻撃に特化して行ったら黒魔術師など、私たち職員でもその人がどのような、職業に変化するのかは未知数でわかりません。」
(俺はスライム倒す時馬鹿でかい火の玉だせたから多分あれが魔法だろう。だから、たぶんだが、俺はこの職業のほうが向いているのだろう。)
「じゃ俺は魔術師で行こうかな。」
「わかりました!」
それから数分待って自分のギルドカードができようやくギルドの中にはいろうとしようとしたとき、
「ちょっとまってください、はぁはぁ、やっと、はぁーやっと追いついつきました。」
俺はギルドに入る足を止め、声の主の方を向いた
「えーとどちら様ですか?」
「あっ私は魔術師のノエルと申します。っと貴方の名前を聞いてもいいですか?」
「俺はシンです。で何で追っかけて来たの?それと、どの辺りから?」
「えーとですね、スライムから貴方がにげていた時ぐらいですかね。それからスライムを焼き払った所を見てから追ってきたのです」
「何で追ってきt」
「あ、そうでした、そうでした。
あのですね、スライムを倒したシンさんにお願いがあるんです。」
「……なんでスライムを倒しただけなのに?」
「なにを言っているんですか!あのスライムはあそこの草原の中で上位に位置する凶悪なモンスターでしかも魔法の抵抗が高くフツーでは魔法ではたおさないのですよ!」
めちゃくちゃ興奮して言われて
ものすごく耳が痛いが、あのスライムがなぜあんな高価な鎧を持っていたかようやくわかった。
「うんうんわかったで、なにおs」
「それはですね!」
セリフを最後まで言わせて欲しい
「まあまあ、ちょっと一回落ち着けよ」
「はぁーそうですねちょと待っててください」
そういうとゆっくりと息を吸ったり吐いたりしていた。
ちなみにいうと、今シンに話しかけている人は身長はシンより低く150強ぐらいあり結構な美少女だ
「落ち着いたか?」
そういうと美少女、ノエルは笑顔で頷いた。
「はい、大丈夫です。すいませんいきなり乱してしまって。えーとお願いというものですが、スライムを魔法で倒した貴方に教えて欲しいのです」
「何をだよ?」
「えーとですね、魔法をです。」
「へ?」
「だから魔法をです!つまりですね、簡単にいうと弟子にして欲しいということです。」
(ちょっと待って欲しい、うん、スライムが強いということは認めるけど、俺まだ記憶全部戻ってないのですが、)
「ダメですか?」
上眼遣いで言われてもな、
「ちょっと考えるから待って欲しいんだ。」
「わかりました。待ってます」
(そうだね、あのスライムと戦ってから少し記憶が戻ったから、記憶が戻るには、あんな敵と戦わないと戻らないんだったら、少しでも仲間を増やして行った方がいいかな。……うん、そうだね、そうしよう)
「弟子は無理だけど仲間とかではどうだろうか?」
(この子「弟子は無理」の時点で顔が一気に暗くなって、何に関しても反応が早いな。)
「はい!すごく嬉しいです!」
それから俺が手を出して、
「よろしくな、ノエル。」
「はい!よろしくですシンさん!」
ノエルと握手をした。