表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
64/66

ぼく


 ぼくのなかにあった ごちゃごちゃした何かが

 すーっと失われていったんだなって

 そうおもった


 家族といた時間

 彼女といた時間

 誰ともいなかった時間

 そういう時間には いっぱいあったぼくの中身が

 きたなくて かたまりみたいなぼくの何かが

 きれいさっぱり なくなったって

 そんな気がするんだ


 それは とっても幸せだってことで

 だけど ちょっとさみしくもあって

 だって あの塊を紐解くのがすきだったから


 生きていれば きっといつかまた

 自分のなかに塊を生むことができるのかな

 きっとまた

 紐解かなきゃいけない ぐちゃぐちゃした何かが

 私に授けられるのかな


 幸せだってこと

 だけど ぼくはもう

 空っぽなのかもしれないなって

 そうおもってしまうんだ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ