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カコミライ
見捨てた訳じゃなかった
見放した訳でもなかった
ただただ君とは合わないと
離れたつもりでいた
今更君の大きな傷を知り
あれから君に起こったことを知り
翼を捥がれて飛べなくなった君を
今更どうにかしたいと思った
求められなくなった自分には
癒せない傷 埋められない穴
あの頃 手を離さなければ?
結局 私が傷つけていたのか
正解なんて分からない
タイムマシンさえあれば?
全てを「正解」にしてしまえば
何もかも思い上がりで
私には何も出来なくて
だからこそ
その時に出来ることを 精一杯
後悔なんて意味がないと
口で言うのは簡単で
ただただ君が頭から
離れてくれないのは復讐なのか
だとしたら ただ 享受すべきなのか
分からない 何もかも
そしてきっと また後悔するのだろう
私なんて 無力だ




