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いつか、また


 あんなに好きだったのに

 カメラを構えた手を下ろし 途方に暮れる


 咲き誇る桜が 青い空が

 こんなにも色褪せて見えるなんて


 どうして? なんて自分に問うて

 問うたつもりで考えてなんか微塵もなくて


 真っ黒な思考の中

 ああ これは

 あの子がいないからなんだな って

 息をするように 答えが出た


 きっときみは笑うだろう

 こんなことで 泣いてんなと


 おかしいじゃないかと怒る僕を

 そっと静かに宥めるのだろう


 だけど 僕は 忘れられないから

 きみの笑顔を あの仕草を

 じゃれるように僕の隣にいた

 きみの存在を


 きちんと眠れているだろうか?

 お腹を空かせていないだろうか?


 きっとさいごは苦しかっただろうから

 僕には守れなかったから

 守りたかったけど 叶わなかったから


 言い訳なんか 出来ないけど

 きみの幸せを願わせて


 せめてきみが今 幸せなら

 僕は何よりも嬉しい


 いつか また 出来ることなら

 もし きみが望んでくれるのなら


 一緒に桜が見たい

 そう 切に願う

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