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最後のキス


 好き? 愛してる?

 そんな言葉は要らないの

 欲しいのはただひとつ

 そう 解っているでしょ

 莫迦ね 云わせないで頂戴


 淑女の嗜みよ

 悪く思わないで

 あら 機嫌の悪い御顔

 まだお子ちゃまなのね 仕方無いわ


 幾つになっても 無垢な瞳で

 ああもう 見詰めないで

 自分が穢れているのを 嫌でも知らされるの


 その純粋な御口が何か云うわ

 ほらまた

 どれだけ私を甚振れば気が済むの

 そろそろ我慢の限界よ


 好き? 愛してる?

 はいはい 何度も聞いたわ

 貴方も懲りないのね

 もう十分よ 解って頂戴

 私も大人の女なの


 勘違いしないで

 別に身体が目当てって訳じゃないのよ

 ただ 味方が欲しいだけ


 そうよ 幾つになっても少女のまま

 愛されること 夢見てるの

 ああ 違うのよ

 愛されなくて良いの


 貴方に解るかしら

 女の都合よ

 夢は夢のままで

 叶えばそれは 夢でなくなるの

 叶わなくて良いのが夢だから


 まだお子ちゃまの貴方に解るかしら?

 いいえ 解らなくて良いのよ

 現実なんて 知らなくて結構

 貴方の御陰で私も夢が見れる

 ええそう 夢よ

 いつか 消えるの


 左様なら

 永遠に続く夢なんか ないのよ

 御存知無いのね

 ほら 涙を拭いて

 そうね これが最後の接吻(キス)


 御顔を上げて

 前を向いて 確り歩いて頂戴ね


 読んで下さってありがとうございます(^^)

 皆様のご想像にお任せするのが私のスタイルなのですが……たまには少し。


 この「最後のキス」は、父親のいない子どもの母親が語り手です。「貴方」は未だ幼い息子です。――という分かりにくい設定を暴露して、後は色々想像して頂いて……1度で2度美味しいになればいいなぁと願います……(笑)

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