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走れ


 ふとした時

 私なんかじゃ役不足だと

 はっきりと自覚する


 どの場面においても

 私なんかじゃ

 全く成り立たない


 この仕事も

 この役割も

 この人の隣も

 全部


 私なんかじゃ

 何も 足りない


 何をどうすれば足りるようになるか なんて

 分からない

 でも これだけは分かる

 泣いてるだけじゃ 進めない


 私“なんか”が

 そうじゃなくなる日は

 頑張らないと やって来ない


 私の失敗を“それより”と言って

 私の心配をしてくれた人

 あの人の隣に見合うように


 「もうキツい」

 頑張り続けるのは 難しい

 でも 世界は常に新しい

 私の周りは 常に進化し続けている


 常に新しく在るには どうすれば良い?

 ……ああもう 要するに

 休むなってことだ

 頑張れってことだ


 泣いてたって始まらない

 ほら この間にも世界は

 新しく造り変わっている


 置いていかれないように

 走れ


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