(7)
日はすでにかたむきかけ、赤い日差しが建物のすきまから差し込んでいた。
校舎に戻ると、味方側と敵側がそれぞれグループを作っておれたちを待っていた。
「非道丸さんっ!」
モヒカンがこちらを向くと、つられて彼らの仲間たちが急いでやってくる。誰もがボロボロの様子だ。
取り囲まれた非道丸(漢字を確認したら思ってた通りだった)はやれ無事なのか、これからどうなるのかとしきりに質問されている。
おれと沙耶はその場を離れ、残っていたみんなのもとに向かう。
しかし途中で立ち止まり、顔を伏せて鼻のあたりをポリポリさせた。沙耶はさっそく振り返った。
「どうしたの、いきなり立ち止まって」
「いや、だって、気まずいじゃないか。
おれのまわり、みんなボディーガードだったなんて。なんだか超展開っぽいってのもあるけど、おれが守られるだけの存在のような気がして、みじめな気持になる」
上目づかいに見ると、みんな服や顔をボロボロにしている。
一部は包帯まで巻いている。特に番長なんか顔面をグルグル巻きにしている。
比較的ケガの少ないヒャッパは腕を組んでそっぽを向いた。
「フン、オレは別にお前のボディーガードになったつもりなんかないぜ。
オレは単なるお前のお目付け役だ」
「その割にケガが少ないな。泣いて許しでも請うたんじゃないのかよ?」
首に包帯を巻いたキースが肩をぶつけると、ヒャッパは「うるせぇ」とぼやいた。
タタミちゃんが「2人とも大丈夫っ!?」近寄ってくる。彼女も顔をボロボロにしているが……
「ふえぇぇぇぇぇぇぇっっ!」
思わずおれは後ずさった。
なんせ眼帯のなくなった彼女の右目は、周囲をうろこでおおわれ、瞳は真っ赤でまっすぐな縦スジが入っていたからだ。
それを見たタタミちゃんが、あわててその目を隠す。
「あ、ご、ごめん。気持ち、悪い……よね……」
悲壮感あふれる表情になった彼女に、おれはあわてて首を振った。
「ち、ちがうっ! 気持ち悪いとか、そう言うのじゃない!
ただ、見慣れてなかっただけっ!」
おれはいつの間にかしきりに降っていた両手をゆっくり下ろした。
「だから、隠さないでくれよ……」
タタミちゃんはとまどっていたが、やがてゆっくりと手を下ろした。
ヘビのような瞳が、申し訳なさげな目つきをしている。自分の中の警戒心が止んだ。
「うん、大丈夫だ。少し慣れれば平気だから」
「う、うん。ありがと……」
タタミちゃんは顔を赤らめ、両手をうしろに組んでモジモジさせた。なんだかかわいらしい。
となりで笑い声が聞こえ、振り向くと沙耶の顔にも笑みが浮かんでいた。
それを見ておれもつられて笑った。
「……ていうかタタミちゃんアイメイク取れると意外と目が小さいなっ!
思ってたよりつぶらな瞳だなお前っ!」
「なにそれぇっ! たしかにアタシはそんなに目が大きくないですよっつうのっ!」
「けなしてねえよっ! むしろつぶらな瞳だって高評価したじゃねえかっ!
まあたしかに沙耶ちゃんの眼力にはかなわないけどな!」
「フンだっ! どうせ沙耶の大きな切れ長の目には誰にも勝てませんよーだっ!」
沙耶が口元に手を寄せ、うふふ、と笑う。おれは首をすくめたが、タタミちゃんはふてくされて腕を組んだ。
「おい転入生」
突然番長に呼び止められ、おれはそちらを向いた。血まみれの包帯だらけの顔がアゴで後ろを指した。
振り返ると、遠くで手を振っている人影が見えた。
シルクハットにえんび服。なんだか嫌な予感がした。
「そいじゃ、アタシら先に寮に戻ってるわ。お先に~」
仕方なくとぼとぼと向かっているうちに、みんなはさっさとその場を立ち去ってしまう。
「あっ、ちょっとっ! たくも~」
あきらめて教頭、別府珠銅鑼に近づく。
深いため息とともに、おれは含み笑いを浮かべるゴス教頭に話しかけた。
「で、なんですか?」
すると突然教頭はパチパチと手を鳴らし始めた。おれは顔をしかめる。
「いや~、お見事っ! 入学2日目でクセのある連中をうまく導いて、八面六臂の大活躍っ!
見事校内屈指の不良集団をコテンパンにやっつけましたね~」
「教頭先生。おれが重要な役割を果たしたのは認めるにしても、八面六臂はさすがに言いすぎだと思います」
教頭はアハハと笑い、シルクハットを直した。
「あ~ごめんごめん。でもよかった。
キミ、やっぱり思った通りの活躍をしてくれたよ。教頭先生大満足」
おれは一歩進み出て、深いクマが刻まれたまなざしをのぞき込む。
「先生、おれのこと、どこまで知ってるんです?」
教頭は困った顔を見せ、少し間をおいて答えた。
「そりゃ、すみからすみまで。だってキミ、昔はけっこう活躍してたんじゃない」
「じゃあ。いずれこうなることも計算済みってことですか」
「いや~、まさかこんなに早いとは思わなかったけどね~。
だってまさか敷地内に侵入者が現れて、それを非道丸たちがつけ狙うなんて、さすがに予想外だもの」
「ふざけないでくださいよ。おれはあんたたちのために命をかける気なんてありませんよ」
「よく言うよね。あの猟師たちのことを無視することだってできたのに」
おれは「うっ」と口ごもる。そのスキをついて、教頭は不敵な笑みでおれの肩に手をかけてきた。
「キミ、ひょっとしてうすうす気づいてるんじゃない?
『あの頃の情熱』が、まだ自分の中でくすぶってることを」
「それは今回の事件とは関係ないでしょう。
おれが彼らを助けようと思ったのはたんにむごい結末を見たくなかっただけです」
おれはやんわりと手を払ったが、教頭の笑みはくずれない。
「でも、達成感はあるでしょ?
見事に猟師たちを助けて、君の心に確かな満足感があることは否定しないでしょ」
おれは顔をそむけ、相手のまっすぐな視線から逃れた。
「な、ないと言ったらウソになりますけど、だからっておれがこれくらいで変われると思ってないです」
「ん? いまなんて言った?
その口ぶりだと、やっぱり自分が変われることを望んでいるみたいじゃない」
「うっ。と、とにかく、おれはなんとかして心臓を取り返します。
そのあとでこの学園に残るかどうかを真剣に考えさせてもらいます」
「ふふふ、まあそれは楽しみにとっておこう。だけどこれだけは覚悟しておきたまえ」
すると教頭の顔が、突然真剣なものになった。
ずっとひょうひょうとした表情ばかり見てきたおれは、少々面食らった。
「この学園には、君の存在をうとましく思っているものは少なくない。生徒だけでなく、教師たちの中にもだ。
そんな連中が、だまって君をこの学園から解放してくれると思ったら、大間違いさ」
前にキースにも言われたものと、似たような警告。
おれがそれに戸惑っているうちに、教頭は目元をシルクハットで隠し、クルリとうしろを向いた。
「それじゃ、このへんで失礼するよ。疲れたろうから、今夜はゆっくり休んでね」
片手をあげ、去っていく教頭をおれはだまって見送った。
「……あれ? なんかこの状況、おかしくない?」
振り返ると、非道丸グループが獲物を見る目でこちらをうかがっている。
あわてて顔を戻すと、いつの間にか教頭の姿が消えていた。
「おいおいおいおいっっ! 教頭、おれを1人ぼっちにすんなよっ!
なんだこれっ! 完全にライオンの檻に入れられたみたいになってるじゃねえかっ!」
「クククク、あのバカ教頭に感謝しなくちゃな……」
目隠しが不敵に笑う。おれはその場を逃げ出そうとするが、ふるえて足が思うように動かない。
そのあいだにヤンキー集団がこちらに向かってくる。
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃっっ! お、お助けっっ!」
「やめろっっ! そいつには手を出すなっ!」
その場にいた全員の足が止まる。振り返ると、非道丸が腕を組んでこちらを見つめていた。
「手を出すな。狩りはもう終わりだ」
「え? でも非道丸さん、奴をとっ捕まえていけにえにささげるという計画はどうなるんです?」
モヒカンが問いかけると、非道丸は静かに首を振った。
「わからないのか? 我々は負けた。負けたのだ、奴の知恵と、度胸にな……」
そう言うと、非道丸はくるりとうしろを振り返り、その場を歩きだした。
と思ったら、少しだけこちらを向いた。
「今日はこの辺にしておいてやる。
だが俺は儀式を完全にあきらめたわけではない。いずれまた会おう。その時が貴様の最期だ」
そして1人立ち去っていく。仲間たちはあきれ果てたリアクションでそのあとを追おうとする。
モヒカンだけが振り返り、顔を思いきりしかめた。
「はっきり言っとこう。
オレたちは単に、非道丸さんの願いをかなえる為だけにお前を狙ったわけじゃない……」
そしてまっすぐ中指を立てた。
「これだけは覚えておけよ。
『安国学園生徒会』は、お前の存在を絶対に認めない、つーことをな」
「……え、なに? いま、なんつった……」
問いかけても、モヒカンはポケットに手を突っこんだまま仲間たちのあとを追う。
斜め横にいたマッシュルームカットにしがみつく白い大蛇が、こちらを向いて長い舌をふるわせた。
おれは1人ぼう然とした。
生徒会? それこそが、おれを受け入れた教師陣にまっこうから対立する連中の筆頭なのか?
釈然としないまま威圧的な古城(学生寮)に帰り、自分の部屋の扉を開けた。
「おう、お帰り」
返事はしたが、誰もこちらを見ない。
キースは凶器の手入れをし、その切れ味を確かめるために自らの腕を傷つけている(うえっ)。
ヒャッパはパソコンに思い切り顔を近づけ、モニターに映る監視映像を細かくチェックしている。
タコゾウはノーパソをいじりながら相変わらずヘッドフォンをシャカシャカ言わせている。
キースはまだわかる。だがここにいる全員が、おれのために命がけ (かどうかはビミョーだが) の戦いを演じたわけだ。
そして、いまだにその現実を受け止めきれない自分がいる。
複雑な思いを抱きつつ、おれは自分の席に座る。
教科書、携帯ゲーム機、タブレットなどが置かれた至って普通の学習机。他の3人に比べればおれなんて無趣味のうちに入るだろう。
とそこで気付いた。机の上に、なぜかポ○スとス○ィングのソロ音楽CDが置かれていたのだ。おれは周囲を見回した。
「おい、なんなんだこれは。ヒャッパ、お前夕方の会話をタコゾウにチクったろ」
相手は何も言わず、気付いていないかのようにモニターチェックを続ける。タコゾウも同様だ。もっとも聞こえてないだけかもだけど。
「まあありがたく借りるけどなっ! ぶっちゃけ興味あるしっっ!」
夕食後、おれは大浴場に入っていた。
少し温度高めの湯につかっていると、どうやら身体のあちこちをすり向いていたようで少し痛む。
おれはそれをさすりながらため息をつく。
「ふぅ~。今日も散々な目にあったなぁ」
周囲には誰もいない。この状況については少し説明がいる。
死霊族の世界には、なんと「混浴」の風習がある。
なので男女別の風呂場というものがない。おかげでこの浴場はとても広々した大空間になっている。
ちなみにここは古城の中庭を改装したものらしい。湯船の中央にはお湯が流れ出る噴水があるし、自分がいる中央湯船は真上に天井がなくちょっとした露天になっていて、そこから星空が見え開放感がある。しかも源泉かけ流しの天然温泉。
いわばおれは女子生徒とのブッキングを避けているためにこの時間に入っているのである。
もっとも女子生徒にも(もちろん男子にも)混浴をいやがる子は多いので、死霊族の浴場によってはそれぞれ女子・男子しか入れない時間が設けられている。
女子は8時から9時の間、男子は10時から11時の間。その間の時間は混浴時間となっている。ちなみに浴場は11時半で閉める。もちろん12時の消灯に間に合わせるためだ(そして消灯を守る生徒は少ない)。
ちなみに俺が入浴している時間は夕食後の7時30分から8時までの30分間。
少し胃が重いものの、昨日は15分しかなかったので余裕がなかった。
今日は余裕を持って入っているものの、女子がやってくる前に風呂から上がらなければお互い恥ずかしいことになる。
男子専用の入浴時間も考えたのだが、周囲に反対された。
その時間の湯船はえらいことになっているらしく、人間が入浴するにはおすすめできないとのこと。なんとなく理由はわかる。
それでも夕食後すぐの風呂はきつい。おれはため息をつきつつ、眠くならないように気を引き締める。
浴場入口のすりガラスが開かれる音がした。おれは何気なしに振り返ったが、その姿を見てびっくりした。
長い黒髪、そしてきめの細かな肌。
一糸まとっていない素肌をタオルだけで隠し、美しい少女がこちらへと近寄ってくる。
「ちょっ! な、ななな、なにを考えてんだよ沙耶っっ!」
「死霊族の世界では混浴は普通よ。じろじろ身体をながめられるわけでもなければわたしは平気」
少女が近寄るにつれ、その均整のとれたプロポーションがあらわになる。
華奢ではないが、かといって筋肉質でもない。
どちらかと言えば男好きのする女性らしい身体つき。特にくびれから腰、太ももに至るまでのボディーラインが美しい。
ってなにを見てんだおれはっ!
あわてて背中を向けると、彼女はすぐ後ろに座りこんで風呂桶をとり、大浴槽のお湯をすくって肩からそれをかけた。身体を伝って落ちているであろう水のしぶきに、思わずおれの心臓が高なる。
チャポンと言う音が聞こえ、おれはさらに真後ろを向く。背中の後ろでほっとため息をつく声が聞こえる。
ヤバい、想像すると身体の一部がとんでもないことになりそうだ。イヤもはや若干そうなっているが。
「そうやって真後ろを向かれると困るんだけど。少しだけでいいから、こちらを向いてちょうだい」
おれはうなずいて、少しだけ振り返った。しかし当の沙耶は「もっと」という。さらに振り返ると、沙耶はまたしても「もっと」と言った。
言う通りにすると、結局おれは沙耶と真横に並ぶことになった。
「な、なんでこんなことするの? あ、いや、悪い意味じゃなくって……」
「今日のお詫びと、あとお礼。
いろいろと迷惑をかけてごめんなさい。それと、助けてくれてありがと」
「気にすんなって。理由はちゃんと言っただろ?」
おれは真っ赤な顔でポリポリと鼻の頭をかく。ヤバい、のぼせそうだ。
不意に沙耶の手がおれの腕に触れる。
思わず振り向き、すぐに視線を戻した。沙耶は髪を多少まとめているが、それでも長すぎておさまらないらしい。
そんなことを思っているうちに、沙耶はおれの腕に自分の腕をからめた。
おかげで柔らかい感触が二の腕に当たってしまう。おれはヒザを曲げて完璧に言うことを聞かなくなった股間を隠した。
「ちょ、ちょっと、困るんだけど」
「新介君、こういったサービスは嫌い?」
「沙耶、こんなことをするキャラだっけ?」
「フフ、平気よ。よく誤解されるんだけど、わたしこういういたずらけっこう好きなの」
きっと胸のすくような笑みを浮かべているはずだ。
目を向けたいが、それではよけいなものまで目を移すハメになる。
不意に沙耶が顔をあげた。おれも気晴らしのために同じ場所に目を移した。
「星がきれいね……」「うん、うん、とてもきれいだ……」
「知ってる? この学園は山の上にあるから、冬になるととてもきれいな星空が見えるらしいわ。
いまからそれを見るのが楽しみね」
「あ、はいはい。そうですね。とっても楽しみですね」
完全に油断していた。沙耶はよりによってさらにおれにしがみつき、胸が完全におれの腕に当たる。
「ちょっとおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ! 何やってんだよオマエぇぇぇぇぇぇぇぇっっっ!」
「だからお礼って言ってるじゃない。ガマンしなくてもいいのよ。
でもバクハツする時は風呂から上がってからにしてね。他の女子がやってきたら困るから」
見事な誘い文句に、おれの興奮は頂点に達した。
……父上、母上、申し訳ございません。
今夜、わたくしは大事な純潔を捧げてしまうかもしれません。
しかし、違和感のようなものがあった。視線が自然に沙耶の後ろ髪に向けられた。
さらさらしたつややかな黒髪の束の中に、妙なものが浮かんでいるのだ。
土気色をした、かさぶたのようなもの。
それがお湯の表面に浮きあがっている。かさぶたはすぐ下から発生しているらしい。
おれは思わず手を回し、彼女の背中に触れる。
「あら、その気になってくれたの?
でも言ったでしょ? 変な気を起こすのは風呂から上がってからにしてって」
沙耶の声は耳に入っていなかった。
手を湯からあげると、表面にはドロドロとした粘液混じりの物体がへばりついている。
温かいお湯につかりながら、全身が凍りついた。その時、沙耶の顔が俺の耳元に近づいた。
「ねえ、
あなたのこと、食べちゃってもいい……?」
恐ろしいほど冷たい声。一瞬で頭が真っ白になった。
~4月○日~
新介君が入学して2日が経った。
この2日間だけでめまぐるしい出来事が次から次へと起き、わたしたちは文字通りてんやわんやになった。
ましてや新介君にとっては慣れない環境もあってさぞ心労にひびいたことだろう。
わたしは心配になる。人間界からの新入生を巡る騒動はこれからも続くだろう。
わたしたちはともかく、新介君はどこまでそれに耐えられるだろうか。わたしたちは心身ともに、彼を支えなければならない。
それにしても、あれはやりすぎた。
あのあと新介君は裸のまま浴場を飛びだし、自室にこもって布団をかぶったまま動かなくなったという。
それを多くの生徒に目撃され、わたしはこっぴどく怒られた。
わたしはもともといたずら好きなので、景気づけのつもりでやっている最中に血がさわいでしまったようだ。
今後は細心の注意を払わなければならない。翌日の登校に支障が出なければいいけれど。
それはさておき、わたしは夕方の出来事を思い出す。
たしか「女の子を守るのが男の子として当然のこと」、だったか。
たしかに保守的な考えではあるけれど、その気持ちはよく理解できる。その言葉が深く胸に刻まれているからこそ、入浴の際にあそこまでしてしまったかもしれない。
どうやら、わたしは教頭に担がれているようだ。
蛇々美が新介のお目付けに選ばれたのには二重の意味があったが、ひょっとしたらわたしにもそれがあるのかもしれない。
現にわたしは彼の人柄にひきつけられはじめているのだから。
今日はこれくらいにしておこう。
今夜はとりあえず、明日の新介君の登校を祈りつつ眠りにつくことにしよう。
おやすみ、新介君。




