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彼は寝ている  作者: 国見あや
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夫のTOEICゆる勉強

なんとこの9月、夫が人生にして二回目となるTOEIC公開テストを受けました。


転職を視野に入れた資格取得のためでした。

私がかなり強引に申し込みを夫に急かしました。


夫はのんびりしているので前回申し込みの機会を逃しているのです。


そして申し込みができてからは私まで教材を買い込みました。


夫が仕事から帰宅すると毎日、というかたった四日間だけ二人でリスニングの勉強を始めたのでした。


その後私はひとり焦るばかり。

夫は布団に入って読書するいつものパターン!

TOEICの勉強はどこにいったの?


試験会場は家から比較的近いパシフィコ横浜でした。当日早めに試験会場へ家をでた夫。


帰宅したときには「できなかった」とポツリ。

そりゃあそうでしょう、だって勉強をしていなかったから、と心の中では思いつつ、一応「お疲れ様。」と私。さらに次頑張ればいいんじゃない、と容赦ない。


さて、10月になり夫のスコアが出てネットで見るや、私は背筋が凍るような?その表現もおかしいけれどビビってしまった。


見せる前に 夫は申し訳なさそうな顔をしてから、急に赤く顔をクシャクシャにして、「最悪なスコアだよ〜!」と言ったのだった。


果たして、そのスコアとは、


905点 ‼︎


最悪なスコアとは冗談で夫の演技だった。


夫はどういう訳でそんなにゆるゆるな勉強方法でこんないいスコアが取れるのだろう?



夫は東大の博士課程を満期退学だが、いわゆるちまたの英才教育には全く縁がないから、こういう人は英才教育がなくて、習い事もせず、塾にも行かず、公立育ち、国立大学を達成できるモデルケースになるのかなぁ、と呆然とスコアを見ながら思う私でした。

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