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彼は寝ている  作者: 国見あや
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欠勤

朝がきて、陽の光が少しばかり差し込んでくる。うっすら目を開け、右隣りに寝ている夫を見ると、天井を見上げてじっとしている。しばらくして私が目覚めたことが分かると、「今日、会社行かない」と言い出した。

「いいよ、行かなくても、休みな」という私。甘いほうだがこういう時は甘くてもいいのだ。夫には会社が大変なストレスになることをよく知って理解しているからだ。誰だってそうかもしれない、しかし夫は普通より身体が弱く、ストレスを浴びると体じゅうにじんましんができたり、肌が荒れ始めたり、どうしようもなくなるのだ。一日休養取れば回復するのを知っている。これは長年の付き合いで結婚して分かった。

夫は会社に休みの連絡をすませると、「ふー」と大きく息を吐いた。夫の会社は欠勤の連絡がメールでいいのが私は働いてもいない身で常に自由なのに何故か羨ましい。

夫は寝ている。今、彼には休息が必要なのだ。そっとしてあげよう。

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