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彼は寝ている  作者: 国見あや
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訪問者

朝はドタバタせわしなく起きた週末。私の知人が私の家に訪問する、というので特別に距離が近い友人というわけでもないが資料とアンケートを受け取るだけで玄関先で帰すのは悪い気がして、いつものように寝ながら本を読んでいる夫にしばらく外出してもらうことにした。

知人は遠慮がちで家には上がったものの、お茶はしないで、山手町の歴史や文化や建築など沢山の専門分野の話を生き生きと語り、手土産の山手西洋館カレンダーを置いていった。今年の山手西洋館カレンダーは西洋館の絵を公募していて、私もチャレンジしたが合格ラインに達することができなかった。いやはやありがたい。たいへん律儀な彼女は私よりも少し年上のようだが謙虚な方で出会いも西洋館だったが偶然とはいえ、彼女が手掛けている横浜市の秘蔵本に私も協力している。

彼女が帰った後、すぐに夫にメールした。夫はルノアールで本を読んでいたようだ。ごめんね、忘れていないよ。私も追いかけて「ルノアールに行く」とメールすると、あっさり「集中して読書しているから来ないで」だった。

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