第04話 知り合いとパーティー組んで狩りに出かけました。
時間がかかりました…。
※種族ステータスですがそのうち書き直します。
ネトゲのステータスってよく知らなかったので…。
ご飯を食べた後、僕たちは狩りへと出かけることにしました。
姉さんは必死に僕たちをログアウトさせる方法を考えているそうです。
とりあえず、遊ぶしかないので、狩りをしに来ました。
このゲームのパーティーの最大人数は5人です。今は、4人で組んできています。
「そういやお前ら、武器は何使ってんだ?」
クルスに尋ねられたので答えました。
「僕は片手剣と拳銃ですね」
「私は短剣とタクトですね」
「俺は斧と大剣でヴァルサスはなんだ?」
「槍と杖~」
「じゃあ、前衛は俺とライト。後衛がルナでヴァルサスはサポートな」
そんな感じで狩りを始めました。
( # ^ . ^ # )
武器ですが種族によって装備できないものも結構あります。ですが、装備スキルを持っていないといくら種族として装備可能でも装備することはできません。
それで、キャラメイク時に2つだけ装備スキルを選ぶことができまして、そこから育てていきます。
スキルですが大まかに分けて3つあります。ノーマル・バトル・ユニークの3種類です。スキルを覚えるには基本的にレベルアップのスキルポイントを使うか、NPCから教えてもらって覚える方法の二つがありますが、基本的には前者で覚えるのが基本で後者のスキルの数はかなり少ないです。覚えた後は基本的に使うことでの熟練で上がりますが一部のスキルは特殊条件でのみ上がります。
ノーマルは主に製作などのスキルで釣りなどのスキルもこれに該当します。
バトルスキルは名の通りバトル用のスキルです。バトルスキルには装備・技・魔法・パッシブの4つがあります。
装備スキルは文字通り武器を装備するために必要なスキルでこれがないと技スキルを覚えることが基本的にできません。装備に対応した技が習得したいときは装備スキルが必要なのです。
技スキルは装備に対応した攻撃技を覚えることのできるスキルです。さまざまなスキルがありますが強力なスキルの一部はレベル制限がついていたり、一部スキルがないと覚えられなかったりと覚えるのが難しいです。
魔法スキルは装備制限がなく覚えられます。威力が欲しいなら魔法装備と呼ばれる武器を装備することで魔法攻撃が強力になります。しかし、魔法装備は技スキルが数えるくらいしかないので装備を考えさせられます。まあ、時間さえあれば威力の上がった魔法で一撃なのですが・・・。
パッシブスキルは能力を上昇させたりすることのできるスキルです。HPやMP一定時間ごと回復するスキルなどもあります。このスキルは特殊条件で上がるスキルで、簡単にはいかないスキルです。
最後にユニークスキルですがこれは、特殊な条件をクリアしたときのみに覚えることができるスキルです。条件をクリアすると教えてもらうためのクエストを受けることができるようになりそれで覚えます。
ノーマルスキルに該当するスキルもあれば技や装備スキルに該当する者あります。
たとえば、装備スキルで言うなら二刀流系のスキルですね。熟練度によりスキルレベルが最大の10になった時に条件開放で両手にその武器を装備できます。
ですが、このユニークスキルには特別な種族しか覚えられないものもあります。
たとえば、飛翔のスキル。これは、竜人・翼人・魔人が最初から覚えてるスキルで条件はないです。他にも○○化スキル等の変身スキルや種族専用の魔法スキルなどが当てはまります。種族として最初から覚えてるものもありますが、後から覚えるものもあります。
このようにスキルは大きな幅があり、覚え方一つで全く違う戦い方を確立させることができます。
まあ、テストプレイの一週間前に配られた説明書で育て方を皆さん決めているとは思いますが・・・。
ちなみに説明書には載っていないスキルもあるそうです。
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そんな感じで一日ずっと狩りをしてlvを10位まで上げたところで街に戻って宿をとりました。
前にも言ったとおり、感覚のほとんどがリンクされているので眠くもなります。ちなみに部屋は二人部屋を2部屋とり、僕とルナさん・クルスとヴァルサスで別れました。
でも、その前に宿の食堂へ行きご飯を食べることにしました。
「やっぱ、お前らいると楽に狩れるな」
「そんなことありませんよ。クルスさんがいなかったら危ない場面結構ありましたし」
「謙遜すんなよライト~」
「クルス~。あんま、いじめんなよ~。ライトちゃんごめんね~」
「いえ、別にいいですよ。後、僕はリアルだと男ですよ?ルナさんは女の子です」
「ほんと~?ごめんね~」
「いえ、いいですよ。私たちだって言われなったらヴァルサスさんを男の方だと思っていたと思いますし」
ルナさんがフォローを入れる。
「そういや、気になったんだがよ。何でログアウトできないからって電源落として終わらせないんだ?止めちまえばログアウトと同じだろ?」
クルスが最大の疑問を言いました。僕は、姉さんから聞いた話を話し始めました。
「説明しますとログアウト無しでのゲームからの離脱はPCゲームならそれですんだんですね。
ですけどこれはVRシステムを使ってますよね。脳に直接データを送って見せているんですよ。だから、最悪の場合はゲームの映像を現実だと認識したまま脳は永遠にイメージだったはずのゲームの映像を見せ続けるかもしれないんです。
つまり、現実への復帰ができない可能性があるんですね。だから、無理やり電源を落としたりはできないそうです」
「そうなのか~。でも、そうすると、ログアウトできないんだから永遠にこのままの可能性もあるんじゃないの~?」
「はい、最悪の場合は…。でも、暁さん…姉さんは絶対にログアウトできる方法を見つけるって言ってますし待つしかないんです…。信じて待つ間、僕たちは精一杯このゲームを楽しまないと」
「そうね。ライトの言うとおりね。私たちは信じて待つしかないんだよね…」
雰囲気が暗くなったところでクルスが僕の発言に気づいたようで
「ん?姉さん?っつうことはお前は暁さんの弟か?」
しまったと思いました。
その後、僕は姉さんのことを話したり、このPCが特別製であることなどを洗いざらいはかされました…。
ごめんなさい姉さん。
その後、部屋に戻ってルナさんと軽く話をしてから寝ました。
こうして僕たちの一日がゲームの中で終わった。
説明ばっかですね。
※種族説明を作りましたのでここにあった種族説明を消しました。[2011/08/20]