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第03話 バグはキャラだけではなかったようでログアウトができません…。

短いです。

次回は少し長めの予定です。

 起きているバグをまとめてみました。


 まず第一にログアウトができないです。これに関しては姉が行っていたんですがテストプレイ前に行った点検では問題なくログアウト出来たらしいです。

 つまり、点検後に起きた何らかのバグらしいのですがこれはバグで済まされません。今、原因をプログラム単位で調べているらしいです。


 第二にキャラバグですがこれも点検時には起きていなかったらしいです。


 要するにこのバグの原因は分からないらしいです。姉はもうちょっと調べるといって行ってしまった。その後、全体放送でログアウトが出来ないことが放送された。

 もちろん騒ぎは起こったけど、さすが姉さんのファンの人です。すぐに受け入れたみたいです。


「とまあ、バグに関してまとめてみたけど何か気になることがある?ルナさん」


 とりあえず、ルナさんに話を聞いてみる。


「特にないかな。私に分かることはないし…」


 まあ、そうでしょうね。


 姉さんから言われたのはこうだった。


『リアルの体に関しては医者を呼んで完全管理するから心配しないでくれ。後、ログアウトの方法も探しとくから遊んどけ』


 姉さんらしい言い草だった。


 ああ、もう一つ確認したことがありました。

 あくまでログアウト出来ないだけで死んでも設定してあるルートタウンに戻されるだけでした。


 そんなわけでログアウト出来ずに遊ぶしかないらしいです。







 ( * _ * )







 このゲームは基本的に五感を与えてくれるらしいです。痛覚なんかのゲーム上危険なものは抜いていますが。

 そんなわけでおなかもすくようです。


「ルナさん、おなかがすきました。ご飯にしませんか?」


「ゲームなのにリアルすぎだな。まあ、食べに行こうか。どうせしばらくはここで生活することになるわけだし、慣れておかないとな」


 そう言って、ルナさんとゲームの中で食事をしに行きました。







 ( ^ O ^ )







 食事処『シャルティス』

 そこが食事の為に入った店の名前でした。


 ちなみにこれ店はプレイヤーが作った店です。こんなに早く作る人がいるとは吃驚です。


「なんだ、ライトとルナじゃないか」


「クルスさんですか。お久です。僕たちも相変わらずですが貴方も名前を変えませんね」


 そう言って話をしたのは、キャラクター名“クルス”でやっている男性。名前だけでお互いが分かるくらい同じ名前でいろんなゲームをやっている人でよくパーティと組む人でもあります。


「まあな。こっちにこいや、さすがに一人はさみしいもんでな」


 そう言って一緒にご飯を食べることにしました。


「ところで、クルスはキャラメイクバグは起きてるの?」


 聞いたのはルナさん。


「起きたのは身長だけだな。10センチくらいだが大きくなった。そういうお前らはどうなんだ?」


「僕たちは性別が…。身長も結構変わっちゃいました」


 世間話をしつつ、料理を注文する。


「そうか。まあ、仕方ないんじゃないか?でも、あの暁さんがこんな初歩的なバグを起こすようなことはないはずだし、ログアウトなんておかしすぎだろ」


「そうですね」


「原因の究明はしてるそうですし、待つしかないでしょうね」


 そんな話をしていると、注文した料理が届いた。


 食べていると誰かが声をかけてきた。


「クルス~」


「おお、ヴァルサスか。」


 どうやら、クルスさんの知り合いのようです。


「お、そちらの方々は?」


「天才ゲーマー“Twilight”とその友人“Lunatic”だ。こいつは俺のリアルでの恋人でヴァルサス。男性キャラ使ってるが女だ」


「へえ。あの有名なゲーマーの~。よろしくね~」


「よろしくお願いします」


「はい、よろしくです」


 そんな風に話をしてとりあえずはパーティを組んで狩りに出かけることとなった。

読んでくれている方ありがとうございます。

おかげでユニークは1300以上、PVは4000以上もあります。

ありがたいです。

今後も頑張っていくのでよろしくおねがいします。

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