第02話 なんでこんなことになってしまったんでしょう…。
先にこちらが出来たのでこっちを投下。
あっちを早く書かんと…。
※一部加筆修正[11/04/26]
冒頭の通りなぜか僕のPCは女の子になっていました。キャラメイクはちゃんと騎士風の男性キャラ作ったはずなのですが…。
取り合えず外見ですが、身長は148cmくらいで痩せ形ですね。胸はそこまで大きくはないようです(照)。どうやら種族は竜人のようです。
ぼくが作ったのも竜人だったのでそこはよかったんですが…。
とりあえずスタート時の場所は町のようなので良かったです。まずは、ルナさんを探しましょう。こんな姿で会うのは少し嫌ですが知り合いと一緒にいられれば少しは楽しくできますし、何となく一緒にいたい気がしましたし。
そんなわけでルナさん探しを始めました。
( ~ _ ~ メ )
私は男になりたいなんて思ったことは一度もない。そりゃ確かに男のほうが便利なことって多いけど、女でいることが嫌になったことなんてない。
だからこそ私は言いたい。
「なんですか?これは…」
私は男の人になっていた。身長は172くらいでそれなりに筋肉がついてるみたい。種族は翼人。作ったのは確かに翼人だったけどこれは正直予想外すぎるよ…。キャラメイク違うキャラになるとかちょっとどうなってるんだろう。
ちなみに名前は“Lunatic”。黄昏君は“Twilight”だし妥当だとは思ってるけど。
「とりあえずはライトと合流かな」
ライトというのは“Twilight”から抜き出したもの。いちいちTwilightなんて呼んでられないから私が省略した。ちなみに私はまんまルナって呼ばれてます。
それにしてもなんで私は男になってるんだろう?
それだけが大きな疑問として残りつつとりあえずライトを探し始めた。
( > _ < )
ルナさんもとい“Lunatic”を探すために僕は町の中を歩き始めた。
なんだけど、いる人たちから聞こえてきた言葉に耳を傾けていたら、僕みたいにキャラメイクしたキャラではなく違うキャラがPCになっているという話がたくさん聞こえてきた。性別が違う人もいれば種族が違う人もいるし、身長やメイクした顔が違うだけというのもあるみたいです。
どうやら、このゲームをやってる人全員が何らかの形でキャラメイクしたキャラと違うキャラを使うことになってしまっているみたいです。
なんで、僕はすぐに姉さんに連絡を取ろうと思い管理者権限で連絡をかけた。
「ん?どうしたこんな早く連絡をかけてくるなんて」
「姉さん。ちょっと不具合が起きているみたいで…」
「どんなだ。大体の不具合はテストプレイさせる前から潰してあったつもりなんだが…」
「ほとんどのPCが自分のキャラメイクしたキャラと違うキャラになっているみたいなんです。こんな初歩的な不具合は姉さんが作るゲームとしてあり得ないと思うんですが?」
「おい。それは本当か?こちらからゲーム内の画像を抜き出す方法が確立してないから確認できんが、そんな初歩的なバグがあるのか?」
「はい、現に僕のPCもキャラメイクと全く違うものになっています…」
「そうか…。こちらでも確認してみる。今度はこちらから連絡するからしばらくは遊んでいてくれ」
「分かりました」
「それと、一応開発時に使用したバグとりなんかをまとめたレポート送るから見といてくれ。その中に該当するバグが他にもあったら確認しといてくれ」
もらったレポートから分かったことがいくつかありました。
まず、第一にこのキャラバグは開発で一番最初に起きたバグみたいです。実際に起きたのは種族が変わったり、身長が変動したり、キャラの絵がおかしかったりと多種多様だそうですが、今回起きているものと似通っていることは確かです。
第二に、これ以外のバグはほとんど発生していないことです。開発時に起こったバグはこのキャラバグ以外にはごくごく小さいものだそうです。たとえば、名前が文字化けしたり、映像がぶれたりとその程度で数分で修正できたものばかりなんです。
これだけ、大がかりなゲームを開発するのにこんなに簡単に出来てしまうんでしょうか?何か、秘密がありそうです。
まあ、小難しいことは置いておきまして。ルナを探して一緒に遊ぶとしましょう。
僕の名前はほぼ常に“Twilight”にしてますし、ルナさんは“Lunatic”にしてますから、すぐに見つかるはずです。
「いたぁ。おぉい。ライトォ」
あ、ルナだ。
「ルナ。さっきぶりです。っていうかそのPCどうしたんですか?」
見たところルナのPCは男性型の翼人だ。ルナにしては珍しい。っていうかなんで男性PC?
「ライトこそ。なんで女の子?」
「バグみたいです。ルナさんもそうみたいですね。っていうかこのゲーム全体で起きてるバグみたいなんでどうしようもないみたいです」
そんなことを話していると、全体放送がかかったみたいに姉さんの声が響き渡った。
「諸君、お愉しみの途中かもしれないが聞いてくれ。
現在このゲーム中で謎のキャラメイクバグが発生している。諸君が楽しみにしていたはずのキャラメイクを台無しにしてしまい申し訳ない。
しかし、現在ゲームは起動中だ。だからこのバグはテストプレイすべてが終わってから直すこととなった。
そんなわけで済まないが、諸君今のPCでテストプレイをしてくれたまえ」
まあ、そうでしょうね。今日まで楽しみにしてた人たちの時間をさらに削るなんて姉さんには出来ないだろうし。
今のままでも出来るなら、出来るだけたくさんやりたいだろうしね。
「暁さんはきにしなくていいよ」「そうだ。俺たちは暁さんのゲームがやりたいだけだからいいんだよ」「この程度のバグは気にしないぜ」「そうだ。そうだ」
やっぱり周りの人は熱いようです。
「はは。まあ、そんな感じだろうね。私も早くやりたいし、行こうかライト」
「そうですね。僕もやりたいですし装備そろえていきましょう」
そんな感じで、背の低い竜人と背格好の良い翼人のパーティーができました。
( * ^ _ ^ * )
「やぁ!たぁ!そりゃぁ!」
「えい!やぁ!とぅ!」
ええ。ただいま交戦中です。近場の雑魚モンスターでLv上げをしています。
ちなみに竜人は全種族で攻撃防御が最も高く、魔法は少し苦手という比較的前衛向け。翼人は攻撃守備は少し高い程度で魔法系がそれなりに高い前衛後衛どちらもいけるタイプ。
魔法で言うなら、竜人は絶対的な攻撃魔法が得意で、翼人は全体的にどんな魔法も使える。
こう見ると、翼人は強いように見えますが、善悪値が善の状態でないと使えない魔法や悪の状態でないと使えない魔法があったりと、少し考えないと使い辛い種族なんです。
ちなみに、種族は
人間・獣人・竜人・翼人・小人・森人・水人・魔族
の8つです。
まあ、それはおいおい話すとしまして。
「それにしても意外と強いですね」
「そうだね。町の近くに居る割にはHPが多いし、攻撃力も高い」
「ですね。まあ、僕たちにとってはそこまでですが」
町の近くで戦っているはずなのに敵が意外と強いんです。
姉さんに教えられてた通り、一番弱いはずの町の北の森に来たんですが意外と強くて吃驚してます。
まあ、僕たちはオンラインゲームに関してはプロなのですぐにシステムに慣れてしまいましたが。
「それにしても攻撃力が高いのにそんな武器装備する普通?」
「いいじゃないですか。かっこいいですし」
僕が今装備してるのは拳銃と剣。接近戦と遠距離戦が出来るように考えて二つも武器を持ち歩くことにしました。で、今使っているのが拳銃です。
「そうなんだけどさ。その幼女見たいな格好で拳銃を片手で撃ってる絵はさすがにね」
「そうですか…」
ルナにそんなこと言われてショックでしたが、気にしていても仕方ないです。
「では、Lvも結構上がったことですしスキルを覚えてログアウトしましょうか。そろそろお昼ですし」
「そうだね」
そう言いながら二人で町に向かって歩き出しました。
道路でログアウトすると沸いていたモンスターに殺されることがあるのでなるべくデスペナルティをもらわないように町に戻ってます。
そう言いつつ町に着きました。
「じゃあ、ログアウトしようか」
「そうですね。では、またすぐ後で」
そう言って僕とルナはログアウトした。
が、出来なかった。
「え、どうなってるんですか?」
ログアウトした。そう思えるように視界は真っ黒になった。でも一瞬で元の、ゲームで最後に見た景色が目に映った。
「ライトねぇ。これどうなってるの?」
「分かりません。でも、分かったことが一つだけ」
そう言って僕は理不尽な一言を告げたのでした。
「ログアウトはできません…。なんでこんなことになってしまったんでしょうか…」
内容が薄いです。すみません。
精進します。