不法侵入ですよ!! 早く出てって出てって!!
【あらすじ、お話し→お話】 どうも……皆さんお元気でしょうかね?
お久しぶりのような気がします。本日も久しぶりに我が身に起こった事などを、楽しくも簡単に皆さんと共有できたらと思っていますので、お時間がある方はお立ち寄りくださいませ。
では早速行きましょう!!
本日のテーマは『不法侵入ですよ!!』です。
実際にですね、私が住んでいる田舎ですと、あまり気になさる方はいらっしゃらないのが現状なんですよね。だって近所のおばちゃんやおじさんなど等が、断る事も無く玄関先に入って来ていたり、縁側に周って声を掛けてきたり――なんて事が割と日常的に起こるわけですよ。
そうなるといちいちそれが『不法侵入ですよ!!』なんて声を荒げていう事なんてほぼありません。いやもちろん知らない方がいらっしゃったときには、言った方が良いとは思いますけど、まず最初に思う事って『誰かな?』『ウチの誰かの知り合いかな?』とか、意外と『犯罪が起きている』という認識は低いと思います。
これはまぁ、『人』『人間』により、自分のテリトリーである敷地などで起こる事への捉え方ですけどね。
そこで今回のテーマなんですけど、『不法侵入』というのは人や人間にだけ成立するモノなんで、動物にはもちろん適用はされません。
当たり前ですよね。野良猫や野鳥、又はキツネやタヌキなどが軒先に居ても気にはならないでしょう?
もしそれが危険なクマやイノシシなどの動物だったら、注意の為に気を付ける程度かなと思います。
えぇもちろん、これは私が住んでいる田舎だという事も忘れずに。(笑)
今回の『不法侵入』はですね、小さな生き物です。黒くてちょこちょこと歩き回り、甘いものなどが大好き!! そんな生き物。
そう、『蟻』さんです。
分類的には虫さんですね。
小さい頃などは興味本位で蟻の事を捕まえたり、その行列を追いかけてみたりなんてしたことが有る方もいらっしゃると思いますけど、大人になるにつれて、その存在ってあまり気にならないものになりますよね。
日常、歩いている自分達の足元にはしっかりと存在しているのに。
実家に住んでいる時は、平屋でしたので、地面などを良く見ることが有るし、土もむき出しのままでしたので、虫と接する事は多かったのですけど、現在は街の中心部近くに住んでいますので、それほど土に親しむことは無くなっているのですが、それでもまだ田んぼや畑が普通に街中に存在しているので、『見ない』という事は有りません。
そこに存在している虫たちも、夏の夜の輪唱などで、存在自体は『いる』事は知っているのですけど、ここ2~3日ですかね、ちょっと面倒くさい状態と言いますか、対処に困る事態になってしまいまして。
事は3日前ほどに遡るのですけど、私が住んでいるのは2階建てのアパートなんですね、いつも通りに夕方ですが郵便受けの中を確認して、自分の借りている部屋へと戻って行きます。
2階建ての2階で、隅が私の部屋なので、渡り廊下を歩いていくと、自分の部屋の少し手前に何か黒い物体を発見したんですよ。
――何だろうな?
そんな事は今まで無かったものですから、ちょっと気になるな――程度のものだったのですが、近づくにつれてその黒い物体が動いているのに気が付きました。
最初に思ったのは『Gかな?』なんですけど、Gにしては何というか……小刻みに動いているというか、それで違うと思い、近づいてみると、渡り廊下の隅に小さな黒い列を見つけました。。
――もしかして蟻か?
そう思いながら栗物体のすぐそばまで来てゆっくりとそれをみてみると、小さな肉片? か何かに群がる小さな黒い蟻さん達だったんです。
別に自分の部屋に何かるわけじゃないし、そこにある物は蟻さんが奇麗にしてくれると思いまして、そのまま素通りしたわけなんですけど、ガチャリと自分の部屋の鍵を開け、中へと入ってみるとですね、玄関先に『そのこ』らはいっぱいいました(笑)
そうなんですよ、たぶんですが、渡り廊下の得物を見つけた先遣隊だと思うんですけど、得物を後続部隊に託して、その先へと得物を見つけるたびに出ていたのです。そいつらが我が部屋へと侵入していたわけですね。
今までは蟻さんが部屋に入って来るという事も無く、私が住んでいる2階部分で見かける事も無かったので、その存在がいるなんて思ってもみなかったわけなんですけど、実際に侵入されているので考えを改めまして、それから昔ながらの蟻の撃退法というやつですかね、大人たちから教わって来ていたので、ソレを急いで用意しました。
自分が用意したのは『酢』と、食器用の洗剤、そしてスプレー出来る空き容器です。
酢はそのまま蟻の行きそうなところを先回りして噴射するように水で薄めてからスプレーの容器に入れて噴射していき、食器用の洗剤も薄めてから蟻さんに直接噴射します。
酢はですね、その匂いが蟻さんは苦手らしいので、近づかなくなると聞いていますし、洗剤に関してですけど、それを浴びると蟻さんが窒息するみたいなんですよ。
これはですね、元々科学というか工業系の学校に居たので、色々と実験などをしていた事で学んでいたのが役に立ったちいますか、実践できた感じですね。
スプレーできる容器に関してはですが、サボテンや観葉植物を育てていた時に使っていた噴霧器が有るので、それを使いました。
今は育ててません。(笑)
ここまでして、とりあえず様子をみてみようと思って一晩待ちました。
――が。
次の日の朝、目が覚めて観に行くと、多少は黒い生き物は減っていたんですけど、未だに居たんですよね。
何度か前日に作成したものを掛けたり、みまわったりしたんですが、一向に蟻さん達の侵入が減らない――というよりも、何故かむしろ増えてきているような気がして、前日の渡廊下に有ったものも確認すると、綺麗に掃除されてました。
という事はですね、先遣隊が目を付けた場所だという事で、何度かまた蟻さん達がやってきているという事なんでしょう。
しかしここで困るのが、侵入経路がどこからか分からないという事なんですよね。
Xにてその事をつぶやいたらですね、小さい蟻に関しては、一度侵入されたら拒むのはほぼ不可能とコメントを頂いたり、○虫剤を置いておくくらいしかないですよとアドバイスを頂いたりしたんで、一晩(24時間)経った昨日の夕方に、急いでホームセンターに行きまして、設置型の蟻用の毒餌と、そこに居る蟻さんを撃退する用のスプレーを買ってきまして、毒餌はすぐに設置し、スプレーは予防効果もあると書いてあったので、『道』になりそうな部分に噴射して薬剤を撒いておきました。
それからまた一日経った今日なのですけど――。
あれほど蟻さんがいた玄関先には、私の見た限りですが、はぐれた蟻さんが1匹うらうらしているだけで、殆どの蟻さんはいなくなってました。
もちろんですね、その他の場所には見つけることが出来なかったので、毒餌がようやく巣に持ち帰り効果が出てきたのかな? と思ってます。
何日か様子を見てから、またスプレーを噴霧しておいて、それ以降もこない様にしておけば何とかなるかな? なんて考えていますけど、そううまくいけばいいんですけどねぇ……。
と、いうわけで、今回のお話は『不法侵入ですよ!! 蟻さん!!』という内容でした。
今後また何かありましたら続報が――ない事を祈りまして、終わりたいと思います。(笑)
御読み頂いた皆様に感謝を!!
久しぶりに書くエッセイがこんな内容でいいのか!? とも思いましたけど、実際にですねこういうことが有りましたって報告するのって大事かなと思いまして、それに皆さんも同じ様なことが有った時にはどのように対処するのかなど、一つの記憶というか、メモ代わりになってくださればなと思います。