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5:お買い物

風呂入るとスッキリするなぁ〜...今日は散歩っていうかこの町を見て回るけど、マナと見てるからあんまりみるところないんだけど...うーん...


「今日は散歩がてら、武器とか揃えるか...」


俺が持っている武器は小型ナイフとハンドガンしかない。ハンドガンは弾に限りがあるから、節約しなければならない。だから、討伐の時も小型ナイフで乗り切ってきた。しかし、ゴブリン討伐によって愛用していた小型ナイフもボロボロになってきていた。


「もう、このナイフとはお別れかぁ...」


俺はそんなことを思いながら、最初に武器屋に向かった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「いらっしゃい...」


うぉ、生でみるドワーフ迫力がすげ〜...


俺が向かった武器屋はこの町一番のドワーフが営業しているらしい。マナもここがオススメって言っていた。ここのドワーフ、名前は確か...ヤキブ...だったけ?どうやらこのヤキブがつくる武器にはどれも間違いなく、使いやすいらしい。初心者の冒険者から国王に仕える兵の人たちまで幅広くこの店を訪れている。


「あ、あの〜オススメの短剣ってありますか?」


「そこにあるヤイダ鉱石からできている短剣がオススメだ。この鉱石からできている剣は刃こぼれもしないし、長く使うことがてきる。」


へぇ〜...いや!たか!この短剣が1万フェス⁉︎(日本円にして10万円)いや、これは安い方なのか?うーん...


「もう一つオススメできる短剣はこれだ。ラメラ鉱石からできていて、そう簡単に刃こぼれしない。」


綺麗な緑色だなぁ...これなら5000フェス(日本円で5万円)だし、これにしようかな...


「じゃーこのラメラ鉱石からできている短剣ください。」


俺は武器屋で短剣を買って、ポーションが売られている店へと向かった。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「ごめんくださーい!」


あれ?今留守しているのかな...いや、でも店開けた状態で留守するわけないよな...でも、元暗殺者だからなのか、この辺にいる気配がする。


「ど、どうしました?」


会計のスペースからヒョコと顔だけ出した。


えっ?ど、どうして?


「あ、あのー体力回復のポーション5つ欲しくて...」


「い、5つで750フェスです。」


俺は750フェスを出した。


「ま、また来てくださいね。」


ペコリとお礼をして店を後にした。


なんか面白い店主だったなぁ...さて、買わなきゃいけないものも買えたし、どこかでお昼でもしようかな...マナはナミレスをオススメしてたっけ、安くて美味しいらしいし、そこいってみるか...


5分後...


ここか!


ナミレスの辺りはとても美味しそうな匂いがする。ここは冒険者の中でも人気らしい。俺は扉を開けて入店した。


「いらっしゃい!好きなとこ座って〜!」


俺は言われた通り、窓側の席に座った。


何食べようかな〜。ハンバーグとかあったら嬉しいけど...


俺は机の上に置いてあるメニューをみた。


あっ!ハンバーグあるじゃん!うーん、迷うな...


どれ注文するか迷っていると、店員さんが話しかけてきた。


「ハンバーグを頼むならセットの方がお得だよー!ここのハンバーグ美味しいしね!」


たしかに値段みたらセット方がお得だな...よし!


「じゃー、ナミバークのセットお願いします。飲み物はお茶で大丈夫です。」


「かしこまりました!」


3分後


「お待たせしました!ナミバークセットでーす。ごゆっくり〜!」


お...おう...デカすぎだろ...食べ切れるかな...


俺は心配しながらも食べたが、めちゃくちゃ美味しくて簡単に完食できてしまった。


いや、美味しかったぁ〜


俺は150フェス支払ってこの町をブラブラすることにした。


今日はしたいこともできたし、行きたいとこも行けた。もう宿に戻って明日の計画立てようかな〜


そんなことを考えていたら、いきなり地面が揺れ出した。


「ウッ、すごい揺れだな...」


町の住人たちは悲鳴をあげたり、混乱している人が多かった。


この揺れだと、建物が倒れてもおかしくない...にしても揺れが長い...


体感4分ぐらい揺れていた。揺れが収まった後、周りを見てみると火事になっている所や崩壊している建物が多く見受けられた。


ま、まずいな...一旦宿に戻ってみるか...


俺は走って宿の方へ戻った。


戻ってまると、宿は無事だった。俺の部屋もなんも変わりない。とりあえず、一安心してベットに横たわった。


こういう時って冒険者集められたりするのかなぁ...行ってみるか!


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


行ってみると、冒険者ギルドはすごく慌てていた。何を慌てているのかわからなかったから、近くの冒険者に聞いてみた。


「ど、どうしたんですか?」 


「いや、なんかあの揺れで新たなダンジョンが誕生したらしいんだよ。」


「そうなんですね〜。ありがとうございます。」


だから慌てていたのか...新たなダンジョンとなるとEランクの俺でも行けるのかなぁ...


もし行けるなら行ってみたいと思いながら、冒険者ギルドから出て宿へ戻った。


翌日


俺は冒険者ギルドに行って討伐クエストを受けようとした。


どれ受けようかなぁ...簡単なやつ...


俺が簡単なクエストを探していると、昨日のダンジョンのことが張り出されていた。張り出された内容には1階から5階まではEランク冒険者でも攻略できるとのこと。6階から15階はDランクレベル。16階から30階までCランクレベル。31階から未知。Sランクの冒険者パーティーが31階から攻略しているということ。


もう攻略をしようとしているのかぁ...5階まではEランクでもできるのか...これにしてみるか!


俺は受付の方に行って、


「新しいダンジョンに行きたいんですけど...」


「それなら、かくかくしかじか...」


俺は説明を受けた後、ダンジョンに向かった。

最後まで読んで頂きありがとうございます!!!!

今日の19時頃に第6話を投稿する予定です!!!!読んでもらえると嬉しいです!!!

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