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44:目的地

昨日は投稿するのを忘れていました...すみません。

昨日の長旅が原因だったのか、露天風呂が原因なのか知らないが、とても体がだるい。そのせいで、早く起きることができなかった。ゆっくりと体を起こしてみると、みんなはまだ寝ている。ウタに関しては、みんなと寝ている方向が180度回転していた。


寝相悪すぎるだろ...


俺は顔を洗った後、少し気分転換に散歩することにした。ついでに預かってもらっている馬の様子を見に行くと、元気にしている。街はあまり変わっておらず、そのまんまだった。


あっ...冒険者ギルド...


視界に冒険者ギルドが入る。俺は久しぶりに冒険者ギルドに立ち寄った。情報を確認すると、ドルボが言っていたことが書かれていた。そこで一つ気になる情報を目にした。


トーラス国を攻めるも、撤退...全身黒色の姿...嘘だろ...


以前、ドルボと初めて話した時、872年前に人間族がエルフ族を攻撃したと聞いている。2年間対抗したが、徐々に追い込まれ壊滅的になった時に現れた全身黒色の姿。


それでも870年前の話だ...普通なら生きてないはずだ...だとしたら...別の人物か?


俺が考え込んでいると、隣から肩を叩かれた。隣に目を向けると、大柄な男が心配そうな顔をしながら俺を見ていた。


「大丈夫か?顔色悪いぞ。」


「すまん。ちょっとな...」


見た目に反して、とても優しい人である。ギャップがすごい。


「体調悪いなら、ダンジョンには行くなよー!」


そう言って、大柄な男は冒険者ギルドから去っていく。そんなに顔色が悪かったのだろうか。俺はその情報を再度読み直してじっくりと目に焼き付けた後、冒険者ギルドを後にした。




部屋に戻ると、ウタたちはちょうど起きたようだ。


「どこ...行ってたの〜?」


眠そうに寝相の悪いウタが尋ねる。


「散歩だよ。今日中には目的地に着くことができるし、慌てて支度しなくてもいいぞ。」


「うーん。」


ウタは再び寝ようとベットに潜った。


「二度寝していいってことじゃねーよ!!」


なんとかウタを叩き起こした後、朝食を摂って預かってもらっていた馬を受け取り、目的地へ目指した。




「そうだ...みんなに共有しておきたいことがある。」


俺はこの移動時間を利用して、冒険者ギルドで得た情報を共有した。


「え...でも、だいぶ前の話だよ!」


「ウタの言う通り、だいぶ前の話。870年前の話だ。」


「もしかしたら、人間じゃない可能性もあるかもしれませんね。」


マナは空を眺めながら言った。


「確かにな。でも、俺は別の人物がやったと思っている。」


でも、確信はできない。もし、別の人物がやったとしたら、870年前の人物から受け継いでいることになる可能性は高い。たった1人で撃退しているのだから。ほぼ確実に隠れスキルを持っている。


「まぁ、この情報を頭の片隅にでも入れておいてほしい。」




◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆




目的地に着いたのは、夕暮れどきだった。目的地着いた直後、すぐ宿を取り、馬を預けた。ウタたちには、宿でゆっくりとしてもらい、俺は北中穂乃果がやっている病院へと足を運ぶ。


いつぶりだろう...今、ケルンは何しているんだろう...


俺はゆっくりと扉を開けた。受付に北中穂乃果に用があることを伝えると、待合室で待ってくれと言われた。10分後ぐらいに受付の方に別の部屋へ案内される。どうやら、案内された部屋は関係者が休憩できる部屋のようだった。俺は椅子に腰を下ろして待った。


「久しぶりね。」


すると、扉を開けて北中穂乃果が姿を現した。


「久しぶりです。」


「いきなり、あなたが来たって言われた時は少し驚いたわ。」


「すみません。いきなり...」


「いいのよ」っと少し微笑みながら俺の対面に座った。


「それでどうしたの?」


「リブラ国のことです。」


俺はここに来た理由と今起きている問題、裏で操っているラックキルについて全て話した。北中穂乃果は何も言わず、ただ俺の話を聞いてくれていた。


「そうね。一応、今話してくれたことはすでに知っているわ。」


「え?」


「裏でラックキルが操っていることもね。そして、あなたが前世ラックキルに所属していたこともね。」


俺は声が出なかった。まさか、俺が前世ラックキルに所属していたことを知っているとは思ってもいなかった。俺が前世ラックキルに所属していた知っているのは芝大翔(しばひろと)とミシリしか知らない。


「だ、だれが...?」


「安心して。私はあなたを殺さないわよ。前世の話でしょ?」


「ああ。」


「だれって言ったよね。私に教えてくれたのは、谷沙耶(たにさや)っていう子よ。」


たに...さや?聞いたことのない名前だ。しかし、なんで俺のことを知っている?てっきり、芝大翔だと...


「なんで、俺の前世を知っているんだ?」


「それは...あなたと同じ前世、()()()()()()()()()()()()()()()。」

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

明日も投稿予定ですので、よろしくお願いします(*゜∀゜*)

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