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24: 146階層(1)

俺とミシリが宿に戻ると、ウタたちは寝ていた。


「寝ている...?」


「これは寝てますね。」


ミシリが答える。

俺はこの休暇の時間をどう使うか迷った。


もう今日はやることがない。早めの昼食でも行くとするか...


「ミシリ。ちょっと早いが昼ごはんにしないか?」


「そうですね。私もあまりやることないですし...久しぶりに二人っきりで昼食とりましょう。」


なんか言い方が気になるがあまり気にせず、昼食をどこでするかを歩きながら決める。


「この辺あまり詳しくないから、ミシリ頼むぞ。」


「任せてください!先輩!」


なんかミシリの機嫌がとても良い。俺と一緒に昼食できるからか?いや、そんな勘違いはやめておこう。


「先輩!ここのお店美味しいですよ!」


「ここか...入ってみるか。」


そんなことを考えながらついて行っていると、いつの間にか着いていた。


「何名様ですか?」


「2名です。」


「では、お席にご案内します。」


昼前よりも早いからだろうか、客は少ない。それに、店内も良い雰囲気だ。


「ここはよく来ていたのか?」


「冒険者なりたての時は来ていました。それより、早く頼みましょう!」


朝飯食べてちょっとしたところなのに、もうお腹空いているのかよ...とりあえず、何食べようか...


「ここのおすすめってなんだ?」


「まぁハンバーガーかな...いや、こっちの方が...」


なんか一生懸命になっている姿はあの頃と変わんないなぁ...


「どうしました?」


ミシリをずっと見ていると、その視線に気づいたのか俺の方を見てくる。


「いやいや、あの頃ことを思い出していて...」


ミシリは嬉しそうな顔をしている。


「とりあえず、ミシリおすすめのハンバーガー頼もうかな。」


「私もそれにします!」


俺とミシリは店員を呼んで、ハンバーガーを二つ注文した。しかし、ミシリはちょっと違うやつを頼んだ。頼んだら、すぐに出てきた。


「すごい...美味しいそう...てか、提供スピード早くない!?」


「ささ、早く食べましょう!」


俺は冷めないうちに出来立てをかぶりつく。


「うお...美味しい...」


「先輩!私のもの美味しいですよ!」


と言ってミシリがかぶりついた後、ハンバーガーを差し出す。


「食べていいのか?」


「いいですよ!」


俺はミシリのハンバーガーと交換して食べようとした時、思った。


あれ...これ間接キスだよな...いや!今更何考えているんだ!


俺はちょっと躊躇しながらも、ミシリのハンバーガーにかぶりつく。


「お、美味しい...」


「やっぱり先輩のハンバーガーも美味しですね!」


ミシリはあまり気にしていないようだ。だが、


「先輩と間接キスしちゃった♡」


恥ずかしくて気にせず頑張って食べたのに!!


「お、俺は気にしてないぞ...」


「顔赤いですよ!」


クソ...後輩にこんな姿見せるなんて...


「まぁこんな先輩、前の世界では見れなかったですし...」


「あの時はな...」


ちょっと前の世界を思い出しながら、ミシリとハンバーガーを食べた。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「いやー美味しかった〜またミシリと二人っきりで行きたいよ。」


「そ、そうですね...」


ミシリは顔を赤らめて言う。


あれ、俺なんか変なこと言ったっけ?......あ...めっちゃ恥ずかしいこと言ってたあぁぁぁぁ!!


「あ、え、これからどうする?」


「じ、じゃーウタたちの昼食買って行きません?」


「そうだな。パンとかでいいよな。」


「そうですね!」


俺とミシリはウタたちの昼食を買って宿に戻った。


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


「みんなの昼食買ってきたぞ〜」


俺はそう言って部屋に入る。


「あっ。ミナト。ありがとう〜」

「ありがとうございます。」


ウタとマナが俺にお礼を言う。


「あ、ありがとうございます...」


ミントは起き上がってベット上でお礼する。


「体調はどうだ?食べやすいゼリーとかも買ってきたし...」


「少し楽になりました。」


「それは良かった...何かして欲しいことあるか?」


「そうですね...食べさせて...ほしいです。」


ミントは恥ずかしながら言う。


「ゼリーとかでいいか?」


そう言うと、頷き俺はゼリーを開けてスプーンでミントの口に運ぶ。周りにいるウタとマナ、ミシリは俺を睨んでくる。ミントはあまり気にしていないらしい様子だが...


俺はミントに食べさせた後、ウタとマナにクッブについて話した。


「私たちの目的と同じなのね。それに、その組織がミナトが元いた世界の組織だったなんて...」


ウタは顔が険しくなる。


「まぁ、今は俺たちは強くならなければならない。ミントが回復次第、地下ダンジョンで鍛えないとな...」




2日後




ミントはすっかり元気になって、地下ダンジョンへ行けるようになった。


「ミントは病み上がりだから、無理しないようにな。」


「了解です!」


「よし、じゃー行くぞ!」


俺たちは98階層から攻略の続きを開始した。ミントも病み上がりであるが、しっかりと活躍してなんとか145階層をクリアした。


「次が146階層...俺たちは確実に強くなっている。一旦休憩してから、気合い入れていこう!」


休憩してMPが回復した後、146階層につながる魔法陣の上に乗って、146階層に移動した。


ドン!ドン!ドン!


前からすごい音をたてながら、こちらへ向かってくる。


スキル鑑定!


=============

《ステータス》

名前:魔術コング

レベル:1246

H P:72000/72000

攻撃力:121000

防御力:42700

スキル:威嚇、幻影、困惑

=============


「みんなアイツは魔術を使ってくる!くらうと厄介だぞ!」


『了解!』


みんなが揃って返事をし俺はスキル暗殺者を使って敵を引き寄せようとした時、


ウォォォォォォォオ!!!


コングが叫びだす。


え?体動かない!?まさか威嚇か!?


コングが俺に近づいて拳を俺に振り下ろす。


ドカァァァァーン!!


俺は間一髪で体が動けるようになり、避けることができた。


「みんな大丈夫か!?」


俺はみんなのいる方向を向いた。しかし、まだみんな固まっている。


なぜ動かない?もう威嚇の効果はないはずだ...


コングがウタたちの方に攻撃対象を変える。俺は迷わず、ハンドガンを取り出し2発顔に撃ち込むが、撃ち込んでもコングはビクともしない。


そして、なぜか俺は後ろから攻撃されて吹っ飛ばされる。


ドカァァァァーン!!


「グハァッ!!」


何が...起きた...?後ろから...まさか...威嚇じゃなくて幻影か!?

最後まで読んで下さりありがとうございます!!

次の25話は来週の土曜日18時頃に投稿予定です。

《お願い》

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