2:冒険者
ここはどこだ?建物?誰だ?
「:〜37%452¥2→|2-」
誰かが俺に話しかけているが、何を言ってるのかがわからない。どうすれば...
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『スキル言語理解を獲得しました』
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このタイミングで⁉︎
「大丈夫か?ここはリブラ国の病院だ。どうやら、出血多量で意識を失ったらしい。後、少し遅ければ死んでたぞ。とりあえず、今日のところは安静に」
そう言って医者らしき人は去っていった。
まさか、俺が死にかけなんて...てか、俺のステータスはどうなったんだ?
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《ステータス》
名前:獅子 湊
職業:ー
レベル:30
H P:250/250
M P:250/250
攻撃力:1
防御力:135
スキル:鑑定•弱点把握•敵察知•弱点命中•言語理解
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レベル30になっても攻撃力1か...あれ...隠れスキルの暗殺者がない?どういうことだ?確かあの機械音声みたいな声が聞こえたはずなのに...だとしたら、どうやってレッドウルフを倒したんだ...
俺はあらゆる可能性を考えたが一番可能性があるとすれば、隠れスキルは名前の通り普通のスキルではないため、ある条件を堺に発動可能になるのではないかと考えた。だとしても、暗殺者スキルを獲得したのに自分が発動したい時に発動できないのはおかしい気がする...まぁベットの上でゆっくりと考えるかぁ〜
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「あの時はありがとうございます‼︎」
どうやら前に助けた少女がお礼を言いにきた。
「だ、大丈夫です。逆に俺が勝手に戦って死にかけて、ここまで運んでもらっているので迷惑かけてますよね...すみません...」
「あ、謝らないでください!私はあの時助けてもらっていなかったら、死んでいたと思います...本当にありがとうございます‼︎」
「いやいや、全然。てか、君はここの偉い方の娘さん?」
「あっ!名乗り遅れました。私はリブラ国王ジュゴス様の娘、マナ•メトモリです。」
「え?リブラ国王の娘さん?国王の?」
「はい。どうかなさいましたか?」
えぇぇぇぇぇぇえ!てっきりどっかの貴族とかそんな感じの上級国民?っていうのかそんな感じだと思ってた...やばい、無礼な態度とったら...
「い、いえ、俺はこのあたりの者ではないので、まさかリブラ国王の娘さんとは思っていなくて...無礼な態度すみませんでした‼︎」
「そんなのお気になさらないでください。命の恩人なのですから...そういえばあなたは...」
「あっ!えっと、俺は獅子 湊って言います...」
「ミナトさんですか!レッドウルフを倒せるほど強いってことはCランク冒険者なのですか?」
少女は目を輝かせて聞いてくる。
「えっと、実は俺、冒険者じゃないんだよね...俺はいせk...っていうかちょっとした冒険みたいな
感じなことをしてて...」
危ない!異世界のこと言ったら、絶対面倒なことが起きる!そんな予感がしてる!
「冒険者じゃないのに、冒険しているんですか?まさか...」
「えっ、ちがっ、」
やばいなんか絶対やばい。焦って矛盾してること言っちゃった。俺このまま怪しくなって拘束される⁉︎どうしよ...
「趣味とかで森とか冒険しているのですか⁉︎」
「そ、そんな感じ!趣味でやってるんだよねー」
あ、危ない乗り切った、、、
「じゃー、これを機に冒険者の登録しましょう!」
「え?俺、医者らしき人に安静にって言われたんだけど...」
「そんなことは気にせず!行きましょう!!」
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
俺は国王の娘に、国の中で一番大きい冒険者ギルドに連れていかれ、冒険者登録の手続きを行った。
「この水晶に手をかざしてもらうと、冒険者の登録ができます。」
「こ、こうですか?」
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『冒険者登録が完了しました。』
『職業、冒険者』
『冒険者登録によって、魔物を倒した際にもらえる経験値が1.5倍アップします。』
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1.5倍もアップするのか...てか、魔物倒した時に経験値もらってたんだ...
「これで登録完了です。ステータスの職業に冒険者って表示されていると思います。それに依頼を受けたい時は2階の受付に申し出てください。あっ!それに冒険者にはランクがあってミナトさんは一番下のEランクからです。依頼をこなしていくとランクが上がっていくので頑張ってください......」
俺は冒険者についての説明を色々聞かされた。
「これで説明は以上となります。依頼の際は気をつけて行ってください。」
さーてどうしたものか、冒険者の登録は完了したが、この国王の娘さんにすっかり懐かれてしまった。
「ミナトさん!次はどこに行きます?」
「い、一旦病院に戻っていいかな?ちょっと傷も少し痛いし...」
「そ、それは大変です‼︎すぐに戻らなくては!!どうしましょう!!あわわわ...」
国王の娘、マナ•メトモリは結構なおっちょこちょいのかもしれない。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
やばい、冒険者についての説明聞いていた時にも背中の傷が痛すぎる。かすっただけなのに、火傷するとか...恐るべしレッドウルフ...まぁ冒険者登録もしたことだし、この傷が治ったら依頼でも受けて稼がないとな...所持金0だし...
そんなことをベット上で考えてた時に、大柄な男がやってきた。
「感謝遅れました。マナの父親、リブラ国王のジュゴスと申します。この度は娘を守ってくださりありがとうございます。」
「えっ、あっ、そ、そんな頭をあげてください!そんな感謝されることなんてしてませんし!」
俺は国王が頭を下げたことに対して、心底驚く。
「いや、命懸けで娘を守ってくださったお方に頭を下げることは当然でございます。」
「い、いやそんなことより、どうして娘さんはあの森にいたんですか?」
「そのことですが、今から話すことは他言無用にしていただきたい。」
「わ、わかりました。」
そう言い、国王は俺に話した。リブラ国の東側に隣接している国、カンケル国の息子が誕生日パーティーを行ったらしく、それの帰りだったそうだ。それをなぜ他言無用なのかというと、誕生日パーティーに女性が参加するということは、結婚したいという意思表示になるらしい。
俺はその意思表示についてまったく理解できなかったが、この世界ではそうなんだろう。結婚の意思表示をするということはリブラ国とカンケル国の併合する可能性が出てくる。そうすると、両方の国民が混乱を巻き起こして、どうやら面倒なことになるらしい。そこで俺は国王からとんでもないことを言われる。
「そこでだ!私はカンケル国の息子が嫌いだ。」
「なんできらiッ」
「だから、娘の命の恩人である君が結婚してくれ!」
「は?」
最後まで読んでくださりありがとうございます!!
明日の15時頃に3話を更新予定なので、読んでもらえると嬉しいです!!!!