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なぜどの世界にも『ミスリル』やら『オリハルコン』やらが存在するのか

作者: みももも
掲載日:2023/04/15

 なろう作家の描く異世界は、中世ヨーロッパに寄りがちだ。

 だから『ナーロッパ』などと揶揄されたりもする。

 あとは、なぜかだいたい『東国』みたいな感じで、中世日本風な国が出てきたりもする。

 米作りが行われていて、ごはん、うめー! までがテンプレだ。

 こっちは『なろっぽん』とか『なろ江戸』になるのだろうか。 あまり聞かないけど。


 個人的な意見を言うと、なろう世界が中世ヨーロッパ風になるのは、別に違和感は感じない。

 なぜならそれは、地球上で実際に起こったことでもあるから。

 まったく違う種でも、同じような環境だったため同じように進化した。と言うことは生物学でも普通にある。

 収斂進化というらしい。私はナーロッパが出てくる度に「ああ、収斂進化したんだろうな」って考えるようにしてる。


 それはそれとして。


 むしろ不思議なのは、なぜどの世界にも『ミスリル』やら『オリハルコン』やらの『凄い金属』が出てくるのか。ってこと。

 異世界だから、架空の金属が出てくるのは当たり前? いや、多分違うでしょ。

 それが、普段私たちが聞いたこともないような名前の金属というなら、まあ納得がいく。

 もちろんそれが、異世界で語られている『架空の金属』というなら、収斂進化で説明がつく。

 異世界人も、同じように空想したら、たまたま同じ名前の架空の金属を思いついたんだろうな。と。


 でも、異世界にはなぜか、架空の金属が普通に存在する。

 つまり、地球人が妄想しただけの金属が、異世界にはなぜか普通に存在する。

 これってかなり、異常なことだと思いませんか?


 と、ふと疑問に思ったので少し妄想を膨らませてみた。

 解決方法の一つは、つまりそれは架空の金属じゃなかったってこと。

 例えばミスリルという金属が。実はかつて地球に存在していたのだ。それこそ中世ヨーロッパ、錬金術の最盛期。

 実際にミスリルを作り上げた術士がいた。

 だけどその技術は地球では『科学の発展』によって失われ、異世界では『魔術の発展』によって守られた。

 途中までは同じ歴史をたどっていながら、どこかのタイミングでズレが発生したのだろう。

 異世界=パラレルワールドみたいなものと考えれば、実はそんな不思議なことでもなかったのかも知れない。


 もう一つは、実はそういう『伝説の金属』に関する知識は、異世界人からの輸入品だったという説。

 つまり、異世界転生は地球→異世界の一方通行ではなくて、地球←異世界の転生もあるのかも。という話。

 地球に転生したい世界人が「俺の世界にはこんな凄い金属があるんだぞ!」と自慢したのが始まりだったのでは。

 それを聞いた小説家や宗教家が「これは、ネタとして使えるぞ!」と考えて、自らの考える物語に組み込んだ。

 こう考えると、既存の物語に出てくる『異世界』が、実際に転生した世界と類似するのも、納得がいく。

皆さんはどう思いますか。よければ感想で意見を聞かせてください

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― 新着の感想 ―
[一言] 私の持論ですが。 例えば異世界で「&%lfY$ぁ)%1!」みたいな名前の金属があったとします。 銀色で、めちゃ硬くて、細くすると糸みたいになって、なんか魔法と相性がいい。 でもこのままじ…
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