なぜどの世界にも『ミスリル』やら『オリハルコン』やらが存在するのか
なろう作家の描く異世界は、中世ヨーロッパに寄りがちだ。
だから『ナーロッパ』などと揶揄されたりもする。
あとは、なぜかだいたい『東国』みたいな感じで、中世日本風な国が出てきたりもする。
米作りが行われていて、ごはん、うめー! までがテンプレだ。
こっちは『なろっぽん』とか『なろ江戸』になるのだろうか。 あまり聞かないけど。
個人的な意見を言うと、なろう世界が中世ヨーロッパ風になるのは、別に違和感は感じない。
なぜならそれは、地球上で実際に起こったことでもあるから。
まったく違う種でも、同じような環境だったため同じように進化した。と言うことは生物学でも普通にある。
収斂進化というらしい。私はナーロッパが出てくる度に「ああ、収斂進化したんだろうな」って考えるようにしてる。
それはそれとして。
むしろ不思議なのは、なぜどの世界にも『ミスリル』やら『オリハルコン』やらの『凄い金属』が出てくるのか。ってこと。
異世界だから、架空の金属が出てくるのは当たり前? いや、多分違うでしょ。
それが、普段私たちが聞いたこともないような名前の金属というなら、まあ納得がいく。
もちろんそれが、異世界で語られている『架空の金属』というなら、収斂進化で説明がつく。
異世界人も、同じように空想したら、たまたま同じ名前の架空の金属を思いついたんだろうな。と。
でも、異世界にはなぜか、架空の金属が普通に存在する。
つまり、地球人が妄想しただけの金属が、異世界にはなぜか普通に存在する。
これってかなり、異常なことだと思いませんか?
と、ふと疑問に思ったので少し妄想を膨らませてみた。
解決方法の一つは、つまりそれは架空の金属じゃなかったってこと。
例えばミスリルという金属が。実はかつて地球に存在していたのだ。それこそ中世ヨーロッパ、錬金術の最盛期。
実際にミスリルを作り上げた術士がいた。
だけどその技術は地球では『科学の発展』によって失われ、異世界では『魔術の発展』によって守られた。
途中までは同じ歴史をたどっていながら、どこかのタイミングでズレが発生したのだろう。
異世界=パラレルワールドみたいなものと考えれば、実はそんな不思議なことでもなかったのかも知れない。
もう一つは、実はそういう『伝説の金属』に関する知識は、異世界人からの輸入品だったという説。
つまり、異世界転生は地球→異世界の一方通行ではなくて、地球←異世界の転生もあるのかも。という話。
地球に転生したい世界人が「俺の世界にはこんな凄い金属があるんだぞ!」と自慢したのが始まりだったのでは。
それを聞いた小説家や宗教家が「これは、ネタとして使えるぞ!」と考えて、自らの考える物語に組み込んだ。
こう考えると、既存の物語に出てくる『異世界』が、実際に転生した世界と類似するのも、納得がいく。
皆さんはどう思いますか。よければ感想で意見を聞かせてください




