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そこに何の意味がある? 2

次から次に人が、出入りしているファミレスの駐車場内の車中において、

僕は、台東から、こんなことを言われていた。


「中学の時な、俺は、合唱コンクールの指揮者を、やってみたかったんだが、音楽の先生に、『アナタ、指揮者を、やれば、やったで出来ると思うんだけど、歌うことが本当に好きなアナタだから、今回は、歌うことに全力になってみたら♪』とウォームフルに言われ、俺は、実際、そうして、とにもかくにも、思い出深い、合唱コンクールだよ。

先生に、そう言われた時、咄嗟に何となく理解したが当時の俺には、指揮者は無理だったと思っている。

今は、楽譜というものを、あの頃よりも、頭で理解出来るようになっていると思うが、

つまるところ、合唱というのは、

やはり、楽譜があり、

それを伴奏者が正確に演奏する。

指揮者は、その伴奏と合唱のリズムを取りながら、指揮を振るわけだ。

では、何か感動を生み出すのは、『正確』に発せられる音楽のみなのか?

と誰かに聞かれたら、俺は、首を傾げてしまう…」


首を傾げたいのは僕の方だった。

どうして、そんな話の流れになり、台東が何を言いたいのかすらも、僕には、よく分からなかった。

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