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その一つ、
大きな一つのことが、
明子という彼女が僕には、でき、交際も順調だった。
僕の、その時らへんからの人生が朗らかだったのは、彼女のおかげが大きかった。
時は、流れる。
働くことのスタンスが、僕には、ある幅において定着していた。
こんな話が自社において、あると聞いていた。
僕の会社には、営業マンが多くいたが、
出世していく営業マンは、顧客を如何に、上手に『接待』できるか、どうかで、そこがポイントだというのだ。
僕は、その雰囲気を自分の所属する部署から自らがヒシヒシと感じており、
とにかく自分の仕事に没頭した。
時は、流れていった。
